ホンダがトヨタ・ヤリスクロス対抗?のエントリーSUVを2023年春頃に発表するとの噂!そうなると同時期に発売される新型ZR-Vの販売はどうなる?

ホンダの新世代コンパクトSUVに搭載されるエンジンは?発売時期は本当に2023年春?

話はホンダの新世代コンパクトSUVに戻りますが、パワートレインはガソリンとハイブリッドe:HEVの大きく2種類が展開される予定とのことで、具体的には以下の通り。

◇ガソリンモデル・・・排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジン

◇ハイブリッドe:HEVモデル・・・排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジン+デュアルモーター

ガソリンモデルの1リッターターボに関しては、以前よりベストカーさんでも度々報道していたもので、欧州仕様の新型シビックに搭載されるエンジンと基本的に共通になるとのことから、適度なパワフル&トルクフルなスペックになることが期待されているようです。

ハイブリッドシステムに関しては、新型ヴェゼル/新型フィット4と同じパワーユニットをベースにすることが濃厚だそうですが、そうなってくると必然的にベースとなるプラットフォームは新型フィット4のセンタータンクレイアウトに。

そして1.5リッターe:HEVともなると、同じパワートレインを採用する新型ヴェゼルの立ち位置はどうなるのか?そもそも今回噂されている新型SUVもBセグメントSUV相当なので、新型ヴェゼルとカブっているのでは?という疑問もあるため、真実か否かも含めて2022年12月の製品計画に期待したいところですね。


2023年春頃の発売となると、新型ZR-Vとカブってしまうのでは?

あともう一つ注目したいのが発売時期。

ベストカーさんの報道によれば、ホンダの新世代コンパクトSUVは2023年春頃にデビューと説明していますが、全くの同時期に新型ZR-Vがデビューする予定で、既にホンダ公式ホームページでも明確になっていますから、「同じ時期にホンダからSUVが2台も登場するのは現実的にどうなの?」という疑問も。

ましてや新型ZR-Vは、当初は2022年11月に発売予定だったにも関わらず、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により、生産・出荷・納期が大幅に遅れている新型ヴェゼルや新型ステップワゴン、新型シビックシリーズの生産に集中するために、共有しているZR-Vのパーツを他の製品に回すことで発売時期を半年以上も遅らせる大胆な方法をとったわけですが、こうした動きがあるなかで「本当にエントリーコンパクトSUVを出せるのか?」と感じる方も多いはず。

もちろん、ホンダからコンパクトSUVが登場することには期待したいですし、応援したいメーカーの一つでもありますから、今後の動向に注目しつつ、まずは納車待ちのユーザーに向けて確実且つスピーディーに出荷・納車されて欲しいところです。

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