トヨタが2022年9月「2回目」となる工場出荷目途一覧を更新!既に生産・販売中の新型シエンタや新型クラウンの出荷目途が「販売店に要問合せ」

トヨタが今後販売する新型車は、上位グレードもしくはフルオプション優先で生産・出荷する計画?そうなると工場出荷目途一覧は参考にならない?

先程の工場出荷目途一覧の記載内容を考えると、トヨタ新型クラウンよりAdvancedグレード以外は2023年1月以降の生産開始となり、一方で2.4リッター直4ターボ+ハイブリッドのRS系は生産開始時期が未定になっていることから、全グレードをベースにした工場出荷目途は掲載できないかもしれませんね。

一方の新型シエンタに関しても、推奨グレードとしてZ/ハイブリッドZが優先的に生産・出荷されるものの、一部メーカーオプションを選択する、もしくは選択しなかった場合に2023年4月に生産が後回し、Gグレードのメーカーオプション選択車も2023年4月以降に生産が後回しになるなど、上位グレードを優先的に販売することで長納期化を避けるという販売戦略だと思われ、こうなってしまうと「各車種の工場出荷目途が把握できない」という問題も出てきます。

そして、今後登場するであろう新型車も、「推奨グレード」を優先とした販売に移行していくのであれば、これまで活用されてきた工場出荷目途一覧は使えないことになりそう。

2022年9月中旬時点での新型シエンタの最新納期情報は?

ちなみに新型シエンタの場合は、2022年9月16日時点で購入・契約した場合だと、「推奨仕様」のハイブリッドZで2023年2月以降、「推奨仕様」のガソリンZで2022年12月頃に納車可能とのことなので、これから購入を検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。


新型ノア/ヴォクシーもグレードやオプションの組合せで長納期化しているようだ

そしてもう一つ気になっていた新型ノア/ヴォクシーですが、こちらもガソリン/ハイブリッドモデル共に半年以上の工場出荷目途となっているものの、これも以下のグレードもしくはオプションを選択するかによって納期が大きく変動(優先度が変わる?)してくるため注意が必要です。

【新型ノア/ヴォクシーで納期遅れの対象になっている要素一覧】

①:ハイブリッドモデル

②:プロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)装着車

③:37Jコードオプション装着車

④:38Cコードオプション装着車

上の通り、「①+②+③」もしくは「①+②+④」の組合せであっても、納期としては1年近くもしくはそれ以上になってしまうとのこと。

ただしこれも、販売店エリアや販売規模、販売チャネルによって情報が異なると思うので、まずは最寄りの販売店にてチェックしていただくことをおススメします。

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