フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスらしき開発車両が初スパイショットされる！Aピラーは極端に寝かせられ、後席用ドアはC-HRと同じピラーマウント式？
2022年12月に発表／2023年1月発売がほぼ濃厚に
さてさて、2022年12月に発表予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)ですが、遂にこのモデルと思わしき開発車両が初スパイショットされています。
既に受注並びに販売終了している現行(4代目)プリウスですが、納期としては2022年内もしくは2023年初め頃と言われていて、次期モデルの市販化に向けて着々と準備が進められているようです。
実際のところ、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでも、個人ユーザーだけでなく法人ユーザーからの問い合わせも非常に多く、部品不足や半導体不足、世界情勢による材料費高騰や円安の影響で海外向けに力を入れるメーカーも多い状況で、日本に納車されるタイミングが全く読めない中、早期的に仮予約を進めているユーザーも多いほどです。
そんな大注目の新型プリウスですが、一体どのようなエクステリアになるのかチェックしていきましょう。
新型プリウスは更に空力を向上させてシームレスで滑らかなボディラインに？
SNSにて、新型プリウスと思われる開発車両がスパイショットされた画像をチェックしていくと、ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングにて偽装され、更に投稿者によって全体的にボカシが入っているため、細部のデザインは少し確認しづらいものの、現行4代目よりもAピラーはかなり寝かせられている影響か、フロントフードからAピラーにかけての段差はほとんどなく非常にシームレス。
それでいて、Aピラーからルーフ、リヤハッチにかけてのラインもクーペのような滑らかなアーチを描き、徹底的に空力向上に特化したボディのようにも見えますが、その一方でフロントウィンドウもかなり寝かせられ、フロントサイドウィンドウもシャープに見えることから「車内は狭くないのだろうか…」と感じてしまう程。
リアドアハンドルはピラーマウント式を採用？
そして個人的に驚いたのは、リヤドア用のアウタードアハンドルが確認できないこと。
おそらくC-HRやホンダ・ヴェゼル(Honda Vezel)、スズキ・スイフト(Suzuki Swift)と同じピラーマウント式ドアハンドルが採用される可能性があり、可能な限りサイドの凹凸を無くすような工夫が施されているのが確認できます。
なおリヤドア用のピラーマウント式アウタードアハンドルについては、既に自動車情報誌マガジンXさんの予想レンダリングでも公開されていて、恐らくある程度のデザインは把握されている可能性が高そう(各自動車情報誌のトヨタの完成イメージレンダリングの的中率は意外に高い)。
そして足元のアルミホイールに関しても、少し複雑に感じられるスパイラル形状のマルチスポークアルミホイールが装着されていることから、おそらく上位グレード専用だと思われる一方で、タイヤの扁平率もかなり小さめでスポーティに見えます。