フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)の内外装画像を見てきた!「LEDヘッドライトは縦型三連」「内装のシフトレバーは廃止でスイッチ式に統一」

ようやく日産ディーラーでも新型セレナ(C28)の画像が見れるように

さてさて、2022年11月末に発表予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)ですが、ようやくいつもお世話になっている日産ディーラーにて実車画像を拝見することができたので、その一部を(日本の公道にてスパイショットされた)開発車両を交えながらご紹介していきたいと思います。

基本的には、これまで当ブログにてご紹介してきた既出の情報になってしまい大変恐縮なのですが、カモフラージュラッピングによる偽装が剥がれての細部でのテイストに加え、内装のレイアウト、更には最上位グレードe-POWER LUXION(ルキシオン)のざっくりとした車両本体価格も明らかになりましたので、本モデルを検討されている方は参考にして頂けますと幸いです。

私も新型セレナは購入検討の対象にしていますが、既に所有している競合モデルのトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)/ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)と比較すると、2列目キャプテンシートのオットマンが装備されていない(メーカーオプションも無し)のは残念に思う所。

まだ購入するかどうかは決めかねているところですが、比較のために3台を同時所有するのアリ?とも考えたりしますし、この点は色々と検討していきたいと思います。


新型セレナのフロントマスクの差別化は少なく、オラオラ感も控え目

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まず最も気になっているであろうフロントマスクですが、前回のブログでもお伝えの通り、現行C27に比べてメッキ加飾ではなくブラックアウトの落ち着いた顔つきでシンプル(っというかスポーティなイメージが強いかも)。

特に日産のアイコンにもなっているVモーショングリルは、現行C27のように大口タイプではなくシャープでまとまりがあり、グリルパターンは水平基調ながらも新型ノートオーラ(New Note Aura)や新型エクストレイル(New X-Trail)風でワイド感があります。

そして個人的にちょっと驚いたのは、ノーマルボディ(5ナンバー)とハイウェイスター(3ナンバー)、そして最上級グレードe-POWER LUXION(ルキシオン)で、フロントマスクの差別化がそこまで大きくないということ。

これまでのミニバンは、ノーマルボディとエアロボディとで大きく差別化され、特にエアロボディ系はメッキ加飾をふんだんに使用することでオラオラ顔にしていた印象ですが、意外にも新型セレナではそういった差別化はほとんど無かったように感じられます。

ヘッドライト意匠はやはりLEDの縦型三連を搭載

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続いてヘッドライト意匠についてですが、こちらも前回のブログにてお伝えの通り、新型ノートオーラやアリア(New Ariya)のように横基調の三眼~四眼LEDヘッドライトではなく、縦型基調の三眼LEDヘッドライトを搭載しますが、ハイウェイスターとe-POWER LUXIONでヘッドライト意匠がまた異なるのも見どころ。

新型セレナでは、全グレード標準でLEDヘッドライト(ハイ/ロービーム、シグネチャーLEDポジション付)+LEDリヤコンビネーションランプが設定されますが、最上位グレードとなるe-POWER LUXIONのみ、アダプティブLEDヘッドライトシステム(ヘッドランプ・オートレベライザー付き)が標準装備されます。
※アダプティブLEDヘッドライトシステムは、ノーマルボディX以外メーカーオプション扱い

この辺りのパッケージングについては、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)に近いものがありますが、ホンダと大きく異なるところは、新型セレナの場合はメーカーオプションもかなり充実しているということでしょうか。

あとはフロント・リヤ共にLEDウィンカーが搭載されますが、何れも流れるタイプではなく点滅式を採用しているようです。

2ページ目:最上位グレードe-POWER LUXIONの車両本体価格はいくらぐらいになる?