本当に出てきた…フルモデルチェンジ版・アキュラ(ホンダ)新型インテグラタイプSと思わしき開発車両を初スパイショット!シビックタイプRと同じセンター3本出しマフラーに
アキュラはまだ隠し玉を持っていたようだ
2022年6月にアメリカ市場向けとして発売されたアキュラ新型インテグラ(Acura New Integra)。
本モデルをベースにしたハイパフォーマンス版となる新型インテグラタイプS(New Integra Type S)が登場する?との噂もあり、更に商標登録まで完了していますが、早くもタイプSと思わしき開発車両がスパイショットされ大きな話題となっています。
アメリカで商標登録されたのは車両ではなくアパレル関係
ちなみに、こちらが米国特許商標庁(USPTO)にて商標登録されたインテグラタイプS(INTEGRA TYPE S)。
これだけを見てしまうと「マジか!新型インテグラにタイプSが登場するのか!」と喜んでしまいそうですが、[Word Mark]の下にある[Goods and Services]を見ていくと、どうやらアパレル関係に活用されることが判明。
具体的には、帽子(キャップ)やTシャツ、シャツ、スウェットシャツ、ニットシャツ、ポロシャツ、ジャケット、ベストが該当しているそうで、新型インテグラの発表・発売のタイミングにあわせて、もしかすると専用ロゴやインテグラのデザインを用いたオリジナルアパレル商品が発売される?との予想もありましたが、今回スパイショットされている開発車両がタイプSそのものであれば、とんでもないサプライズになりそう。
まるでシビックタイプRを彷彿とさせるダイナミックな3本出しマフラー
こちらが今回、アメリカ・オハイオ州の公道にて初スパイショットされた新型インテグラタイプRの開発車両。
ボディ全体には分厚めのカモフラージュラッピングとブラックカバーによって偽装されていますが、新型インテグラ特有のテールランプや、長くもなく短くもなくのハイマウントストップランプ、そして大幅にワイド化さらたリヤフェンダーが何とも印象的。
そしてタイプSの特徴の一つといっても良いセンター3本出しマフラーは、ホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Tyep R)と同じで、しかしサイレンサー機能?となるセンターが小口径タイプなのは先代FK8と同じレイアウトといったところでしょうか(新型のFL5はセンターが大口径)。
あとはフィン付となるリヤディフューザーも確認できるため、高速域でのダウンフォースはスタンダードよりも更に向上していることが期待できます。
こうしてみると、スタンダードグレードの新型インテグラは排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載するガソリンモデルでしたが、タイプSともなると排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジンを搭載する可能性があり、それこそFL5のように最高出力330ps/最大トルク420Nmを発揮することも期待できそう。
フロントマスクはよりアグレッシブでスポーティに変化する?
そしてこちらはフロントマスク。
かなり分厚いカモフラージュカバーによって、ほとんど顔つきはわからないものの、フロントウィンカーの点灯位置やヘッドライト意匠の雰囲気などは、新型インテグラとほぼ同じ。
っとなると、偽装越しでも確認できるダイアモンドペンタゴン周りやグリルパターン、フロントバンパー形状もタイプS仕様に変更される可能性が高そうですし、グリル面積も拡大されて冷却効率を高めてくるかもしれませんね。
ちなみにこちらがスタンダードグレードの新型インテグラのフロントマスクですが、中央に迫りくるような独特のグリルパターンに対し、タイプSはメッシュパターンに仕上げてくることも考えられそう。