フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスの開発車両が再びスパイショットされる!プロダクトガイド(詳細仕様)は2022年11月末頃より判明するようだ

まだまだ詳細は不明ながらも、徐々に開発車両が目撃されるようになってきた

さてさて、2022年12月に発表・発売予定と噂のフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)ですが、前回のブログでは、サイドビューがスパイショットされた開発車両の考察をお届けし、以下の特徴を取り上げました。

◇クーペスタイルでワイド&ロー

◇足もとのアルミホイールはマルチスポーク+スパイラル意匠

◇パワートレインは1.8L+新世代(第五世代)ハイブリッドを搭載予定(PHEVは2.0Lダイナミックフォースエンジンがベース?)

そして今回新たに、新型プリウスと思われる開発車両が公道にてスパイショットされたとのことですが、前回のサイドビューのスパイショットよりも鮮明で、且つブレーキランプやリヤテールランプが点灯した瞬間も明らかになっているので、それらもチェックしていきたいと思います。


今回スパイショットされたのは主にリヤデザイン

via:MagX

Twitter ID:Cole Marzen氏より画像投稿されたものをベースにチェックしていくと、ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングによって偽装され、リヤの重厚感が感じられるのは現行プリウスと同様なのですが、やはり前回スパイショットされたサイドビューの開発車両同様にワイド&ローのイメージは変わらず。
※上の画像は自動車マガジンXさんが作成した新型プリウスのイメージレンダリングで、最も近いデザイン

そして今回の開発車両で新たに発覚したポイントが、リヤスポイラーの主張が中々に強めということ。

全体的にスポーツ志向で低車高との事前情報があったことも手伝って、エクステリアの随所にGR SPORTのようなスポーティデザインが取り入れられるのかはわからないものの、空力パーツらしきものが装備されているのは興味深いところ。

プリウスのハッチバックボディは、空力や燃費の面で既に完成されている

プリウスのボディスタイルは、これまで大幅な変更などは特に無く、現行までひたすらにハッチバックを貫いてきましたが、その理由が「最も空力特性や燃費の面で優れたボディスタイル」だから、ということ。

以前私がサラリーマン時代のとき、半導体関連の企業に勤めていたこともあって、実はトヨタとのつながりもあったのですが、その際にエンジニアと直接話をする機会があったとき、「プリウスのハッチバックスタイルは完成されていて、あの滑らかなボディが最も効率が良く低燃費に貢献している。だから大幅に変えるようなことは無いのかもしれない」と語っていたほどなので、こうした背景がありながらも更にスポーツ志向に振ってきたところに、トヨタの「新たなる挑戦」が垣間見えたり。

トヨタは、クラウン同様に今までのプリウスのイメージの払しょくしたいのかもしれない

ここ最近のトヨタは、FRセダンからFFベースの四輪駆動のみに設定したり、「クラウン=おじさん臭い」というイメージを払拭するため、若者を中心に開発を進めることでリフトアップされたクロスオーバーのラインナップ、SUVスタイルのスポーツ、王道セダン、そしてエステートの計4種類を2023年までにラインナップする考えがあるなど、トヨタの冒険心と新たなる挑戦心が、今回の新型プリウスにも活かされているのかもしれません(プリウス=事故が多発している、というイメージも払しょくしたいと考えているかも)。

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