トヨタが2022年11月「1回目」の工場生産・稼働停止計画を公開!新型ノア/ヴォクシーが最大9日、新型クラウン/シエンタ/ハリアー/カローラ/レクサス新型NXなども5日以上の稼働停止に
やはり2022年11月度も工場稼働停止期間は多くなりそうだ
トヨタが定期的に更新している国内工場の稼働停止スケジュール。
2022年9月30日には10月「2回目」となる工場稼働停止スケジュールを公開しましたが、今回は同年11月「1回目」を新たに公開しています。
前回のブログでもお伝えの通り、2022年9月からトヨタは挽回生産を宣言していましたが、実際のところは部品供給不足や半導体の供給不足がまだまだ解消できていない?状態だったり、記録的な円安の影響などで海外へと輸出が優先?され、結果として納期短縮が難しかったり、稼働停止期間が更に増えているようにも感じられます。
なおトヨタの公式プレスリリースをチェックしていくと、2022年11月のグローバル生産台数は80万台程度(国内約25万台、海外約55万台)で、これまでの見通しである通期生産台数は約970万台を下回る見込みと説明しています。
2022年11月「1回目」の工場生産・稼働停止計画はこうなっている
それでは早速、2022年11月「2回目」となる工場生産・稼働停止スケジュールをチェックしていきましょう。
【2022年11月「1回目」の工場生産・稼働停止スケジュール一覧(全14工場28ライン中 → 8工場11ライン)】
[トヨタ自動車・高岡工場・第1ライン]
◇カローラ/カローラクロス/カローラツーリング・・・2022年11月2日(水)~5日(土)の計4日間[トヨタ自動車・高岡工場・第2ライン]
◇RAV4/ハリアー・・・2022年11月1(火)~5日(土)の計5日間[トヨタ自動車・堤工場・第2ライン]
◇カローラスポーツ/カムリ/クラウン・・・2022年11月1日(火)~5日(土)、12日(土)の計6日間[トヨタ自動車・田原工場・第1ライン]
◇ランドクルーザープラド/4Runner/レクサスGX・・・2022年11月1日(火)~5日(土)の計5日間[トヨタ自動車・田原工場・第2ライン]
◇レクサスLS/IS/RC/RC F/NX・・・2022年11月1日(火)~5日(土)の計5日間[トヨタ自動車九州・宮田工場・第1ライン]
◇レクサスNX/NX450h+/ES/UX/UX300e・・・2022年11月5日(土)~12日(土)の計2日間[トヨタ自動車九州・宮田工場・第2ライン]
◇レクサスES/RX・・・2022年11月5日(土)~12日(土)の計2日間[トヨタ自動車東日本・岩手工場・第2ライン]
◇ヤリス/ヤリスクロス・・・2022年11月1日(火)~3日(木)、5日(土)の計4日間[トヨタ自動車東日本・宮城大衡工場]
◇ヤリスクロス/シエンタ/カローラアクシオ/カローラフィールダー/JPN TAXI・・・・2022年11月1日(火)~5日(土)の計5日間[トヨタ車体・富士松工場・第2ライン]
◇ノア/ヴォクシー・・・2022年11月1日(火)~4日(金)、7日(月)~10日(木)、12日(土)の計9日間[日野・羽村工場]
◇ランドクルーザープラド/FJクルーザー・・・・2022年11月3日(木)~4日(金)の計2日間
上の項目にもある通り、最も稼働停止期間が長く多いのはトヨタ車体・富士松工場の最大9日間で、続いてトヨタ自動車・堤工場・第2ラインが最大6日間となっています。
なお今回の稼働停止スケジュールを見ていくと、土曜日に停止しているところが多くありますが、前回の2022年10月度同様に、休日返上でフル稼働していた工場が多いことが確認できますね。