【価格は日本円で約1,080万円から】中国ビュイックがトヨタ新型40系アルファード/レクサスLMに対抗するミニバン・新型センチュリーを発表!意外とコスパ高めか

(続き)ビュイック新型センチュリーの内装とグレード別価格帯をチェックしていこう

続いて、ビュイック新型センチュリーのインテリアも見ていきましょう。

上の画像は4人乗り仕様になりますが、2列目後席のプライベートを確保するためにフロントシートバックにパーティションが設けられ、更に32インチの巨大スマートスクリーン、インテリジェントなインタラクティブ体験を備えた160度リクライニング可能なクラウドセンシングキャプテンシート、後席用に特別に設計されたBose Executive Editionオーディオシステムが標準装備。

この他にも、シーン連動モード付き流星群スタードームと呼ばれる天井に星空のように散りばめられたスターライトが装備され、まるでロールスロイスを彷彿とさせるかのようなラグジュアリー機能も充実。


3列6人乗り仕様もラグジュアリー

続いては3列6人乗り仕様を見ていきましょう。

上の画像はコックピット部分になりますが、インテリジェントナビゲーションやインテリジェントボイスアシスタントなどの機能を備えたマルチスクリーンデザインを装備していて、具体的なサイズは記載されていないものの、おそらくメーター&ナビゲーションディスプレイ共に12.3インチ以上。

そしてこちらが2列目以降の後席シート。

シートは2+2+2のスペースレイアウトを採用し、2列目はフルサイズのプレミアムナッパレザースペースキャプテンシート、3列目もキャプテンシートを採用し、シートフレームは2列目と共通。

豊富な機能も備わっていますが、サードシートの乗り心地も向上していて、あとは2列3列共通の縦長電動ロングスライドレールと2列目電動クロススライドデザインなるものを採用しています。

これは2列目3列目シートの電動化だけでなく、500mmの前後スライドが可能で、更に2列目シートは左右にも移動可能なので「ニアエンジョイ/レスト/スリープ/3列便利乗降」などの7つのシート連動モードを準備。

パワートレインは2リッターMHEVのみ

続いて気になるパワートレインですが、どうやらピュアEVの設定はなく、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドの一択のみで、システム総出力230ps、トランスミッションは9速ATのみをラインナップします。

新型センチュリーのグレード別価格帯は?

そして最後に気になる新型センチュリーのグレード別価格帯ですが、3列6人乗り仕様が1グレードのみ、2列4人乗り仕様が2グレードの構成となっていて、最低でも約1,080万円からの価格帯となっています。

【(2023年)新型センチュリーのグレード別価格帯一覧】

◇蕴世版・ユンシエディション(3列6人乗り):52.99万元(日本円に換算して約1,080万円)

◇逸世版・エスケープエディション(2列4人乗り):60.99万元(日本円に換算して約1,245万円)

◇私享版・プライベートエディション(3列4人乗り):68.99万元(日本円に換算して約1,408万円)

1元=20.41円(2022年11月6日時点での為替を参考)

なお参考までに、既に中国にて販売されている競合のレクサスLMですが、LM300h(3列7人乗り)エレガントエディションで1,166,000元(日本円に換算して約2,390万円)、LM300h(2列4人乗り)ロイヤルワールドエディションで1,466,000元(日本円に換算して約2,990万円)なので、いかに新型センチュリーがコスパの高いフラッグシップミニバンであるかがわかるかと思います。

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Reference:Autohome, Lexus