【悲報】(2023年)一部改良&最後の特別仕様車となるトヨタ・アルファード”スペーシャスラウンジ”の一般予約受付を中止→一部の販売店で約10台のみの超限定モデルに

当初は抽選限定100台のみ販売予定だったが、部品供給不足等の絡みで発売時期を未定→少数販売の超限定モデルに

2022年5月に一部改良版として発表・発売されたトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

本来であれば、最後の特別仕様車となるアルファードSタイプゴールドⅢ/ヴェルファイア・ゴールデンアイズⅢをもって現行30系の販売を終了し、2023年5月の生産切り替えのタイミングでフルモデルチェンジ版・新型アルファード(40系)の発売?という流れだとは思いましたが…

トヨタは、ちょっとしたサプライズとして最上級グレード&コンプリートカーのロイヤルラウンジの後継となるスペーシャスラウンジ(Spacious Lounge)を、日本抽選限定100台のみ2022年7月に発表・発売する予定でした。

但し、これも部品供給不足などの絡み(主にJBLの不足?)で発売時期が未定となってしまい、スペーシャスラウンジの販売を中止にして、既に受注停止となっている既存グレードのバックオーダーを捌き切ることを優先してきました。


抽選限定100台から、更に台数を少なくして約10台ほどの超限定モデルに?

てっきり販売中止のままで進むと予想された特別仕様車スペーシャスラウンジですが、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、どうやら一部の販売店でのみ約10台ほど限定販売することが明らかに。

その一部の店舗というのが、東京都港区に本社を置くトヨタ直営の自動車ディーラーであるトヨタモビリティ東京で、この店舗以外での購入はできないとのこと。

おそらく関東のVIPユーザー以外は基本的に受け付けない?体勢なのだと思われますが、こういった一部の店舗のみでの販売というのは珍しくなく、例えば2022年12月1日に発表される新型GRカローラ(GR Corolla)に関しても、抽選限定500台~800台のみ販売されるRZグレードはトヨタ公式ホームページから申し込み可能ですが、僅か65台のみの抽選販売となるモリゾウエディションに関しては、GRガレージのみでの申し込みになってしまいます。

プレミア価値を高め、転売を助長するようなモデルにならなければ良いのだが…

結果的に更に希少性が増してしまい、プレミア価値を高めるような販売方法になっていますが、おそらくアルファード・スペーシャスラウンジも相当数の申し込みがあるでしょうし、納車時期も2023年5月までにギリギリ納車できるかどうか…というところではないかと予想されます。

ただそれ以前に、現行アルファード/ヴェルファイアのバックオーダー分を、2023年5月までに全て捌き切れるのかどうか?という疑問もあり(私がお世話になっているディーラーでは月に1台~2台のペースでしか納車されていない)、このまま生産が不安定な状態が続けば、もしかすると次期40系の販売時期も大幅に遅れてしまうのでは?という不安も。

参考までに、2022年10月度の普通乗用車販売・登録台数ランキングにおいて、アルファードは全体の12位となる4,664台で、ヴェルファイアは圏外となっています。

2ページ目:特別仕様車スペーシャスラウンジの仕様や専用装備の詳細は?