ライバルはトヨタ新型40系アルファード/レクサスLM!中国の最高級ブランドの紅旗が新型HQ9を発売!フロントマスクはほぼ全てグリルで、相変わらずロールスロイスっぽい見た目に

(続き)紅旗・新型HQ9の内外装をチェックしていこう

引き続き、紅旗の新型HQ9を見ていきましょう。

リヤビューはかなりシンプルながらも、近年のトレンドにもなっている一文字テールランプを採用してきたのは紅旗らしいところ。

ちなみに中国だけでなく海外でも中華版ロールスロイスと揶揄されることはあるそうですが、その見た目のインパクトや高級感に加え、一目見て紅旗のラインナップモデルと把握できることから、ロールスロイス・カリナンなどを手掛けたデザイナーのジャイルズ・テイラー氏をヘッドハンティングしたことは間違いではなかったのかもしれません。


内装も先進的で豪華仕様に

新型HQ9のインテリアはこんな感じ。

12.3インチのフル液晶メーター&12.3インチよりも更にワイドな(14インチぐらい?)センターナビゲーションディスプレイを搭載するなど、この辺りの先進性は中国市場の強みの一つ。

センターシフトは電制式で、その隣にはワイヤレスバッテリーチャージャーを搭載し、その上部にはシンプルで使い勝手の良いエアコンスイッチ類が並べられています。

予防安全装備&ドライバーズサポート機能としては、自動駐車システムやSACCアドバンスドクルーズシステム、AEB夜景自動緊急ブレーキシステム、パノラミックビューモニターなどが充実。

そしてこちらが、2列目後席スペース(おそらくグレードとしては最上級の2列4人乗り仕様)。

3列シートレイアウトだけでなく、2列4人乗りの最上位クラスもラインナップされているのは、富裕層をターゲットとしたラグジュアリー&フラッグシップムーバーとしての威厳、圧倒的な質感の高さと居住性を確保することにより、レクサス新型LMなどのエグゼクティブラウンジやロイヤルラウンジを圧倒するためだと思いますが、実際の乗り心地(振動や揺れ等)やドライブフィールは、どのような味付けとなっているのか、ライバルモデルとどれだけの差別化を図っているのか注目したいところです。

紅旗(ホンチー)関連記事

Reference:Autohome