遂に来た!(2023年)フルモデルチェンジ版・スバル新型インプレッサが世界初公開!クロストレックの派生版でシンプル…新グレードRSを設定するも、アレの設定は無し?
今回で6代目となる新型インプレッサ!より洗練されながらも馴染みのある顔つき
2022年11月18日より開催のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2022にて、スバルのフルモデルチェンジ版・新型インプレッサ(Subaru New Impreza)が遂に世界初公開されました。
日本国内では、2022年11月11日より新型クロストレック(New Crosstrek)の先行予約がスタートし、同年12月に発表、2023年に発売予定となっていますが、これよりも遅れて発売されるのが新型インプレッサとなります。
本来であれば、先にインプレッサが発表・発売され、その後「同じプラットフォームを共有する派生車種」としてSUVモデルのクロストレック(旧XV)がデビューというのがスタンダードな流れですが、今回はその流れが反対になったことも大きな話題になりましたね。
気になるポイントもいくつかある新型インプレッサですが、内外装含めて早速チェックしていきましょう。
新型インプレッサは思った以上にシンプル
こちらが今回世界初公開された新型インプレッサ。
フロントマスクはやはり新型クロストレックがベースになりながらも、クロストレックに比べると無塗装ブラックの樹脂クラッディングの面積は極めて少なく、全体的にシンプルな顔つきに。
エントリグレードだからなのか、ヘッドライト意匠は単眼LEDヘッドライトながら、”コ”の字型LEDポジションランプの設定は無しで、LEDフロントウィンカーではなくバルブ式なのもちょっと意外。
この他、丸型LEDフロントフォグランプやハニカム形状のフロントグリルフレーム+ハニカムパターンのメッシュグリルを採用するなど、この辺りはスバル直近のアイデンティティそのもの。
クロストレックはオフロード志向で常に力強い印象がありましたが、インプレッサはどこか都会的で、オンとオフを上手く切り分けて走り出すことができそうな印象を与えてくれます。
近年のクーペライクなスタイルではなく、スバルはあくまでも正統派ハッチバック
なおプラットフォームはSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)の改良版で、先代(5代目)に比べるとフロントノーズは少し長めで先端に向かってゆるやかに下っていき、Aピラー並びにキャビンは少し後方気味ですが、ハッチバックスタイルは基本的に変わらない印象でしょうか。
2022年11月16日に発表されたフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)のように、よりクーペ風になるようにAピラーを寝かせ、且つ後席用のアウタードアハンドルを廃止して、ピラーマウント式にすることで2ドアクーペっぽさを演出するものとは異なり、スバルは極めて真面目なハッチバックを作り出したように感じられます。
こちらは上から見た時の新型インプレッサ。
この角度からだと、どことなく現行50系プリウスっぽい目つきにも見えますが…?
快適性や開放を与えるためのサンルーフはグッドポイント。
リヤビューも近年のスバルっぽさを演出
リヤクォータービューはこんな感じ。
やはり無塗装ブラックの樹脂パーツをふんだんに使用したクロストレックに比べるとシンプルで、ボディ同色の面積が多い分、お尻もボリューミーに感じられますね。
テールランプ意匠はフロント同様に”コ”の字型を採用し、リヤウィンカーはLEDではなくバルブ式。