遂に来た!(2023年)フルモデルチェンジ版・スバル新型インプレッサが世界初公開!クロストレックの派生版でシンプル…新グレードRSを設定するも、アレの設定は無し?

(続き)スバル新型インプレッサの新グレードRSとは?

引き続き、スバル新型インプレッサを見ていきましょう。

今回のフルモデルチェンジで一番の注目が、新グレードとなるRSが追加されたこと。

先程のスタンダードグレードとは異なり、こちらのRSグレードは更にスポーティで、パワートレインも排気量2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジン(最高出力185ps/最大トルク241Nm)にアップデートされています。
※ノーマルグレードは排気量2.0L 水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力154ps/最大トルク197Nmに抑えられている

この他にも、足回りはスポーツチューンドサスペンションに変更され、より大きなブレーキングシステム、18インチの大口径アルミホイール(ダークグレー塗装)、ブラックトリムピース、アルミペダル、より洗練されたLEDヘッドライトが標準装備。

スポーティさが際立つレッドのボディカラーも魅力的で、足もとのダークグレーアルミホールとの相性も抜群ですし、サイドミラーキャップがブラックカラーに変更されることで更に引き締まりが強化。

リヤテールゲートにも、Impreza RSのバッジが貼付。

こうして真後ろから見ると、どことなくクロスオーバー感はあるものの、ボディサイズはどのように変化したのか、先代に比べて全高は低くなったのかも気になるところ。

どうやらセダンタイプのインプレッサG4の設定は無しのようだ

そして今回の北米スバルの公式プレスリリースを拝見する限りで、発表されたのはハッチバックタイプのインプレッサスポーツのみで、セダンタイプのインプレッサG4は登場していないことが確認できますね。

もしかするとG4は日本市場のみに限定されるのか、はたまた完全にラインナップから外れることになるのか、今後の展開に注目です。


新型インプレッサRSのインテリアはこうなっている

そしてこちらが、新型インプレッサRSの専用インテリア。

STI Sportをイメージさせる様なブラックとダークレッドのコンビカラーで、しかしシート表皮はフルファブリック。

そしてインテリアには10スピーカータイプのHarman Kardonオーディオシステムも採用されているようです。

こちらはコックピット周り。

メーター類はクロストレック同様に4.2インチの縦長液晶メーター+アナログのハイブリッドを採用し、センターディスプレイは11.6インチのタブレッド型ナビゲーションディスプレイを搭載しますが、クロストレック同様にアイサイトX(EyeSight-X)の設定は無し。
※アイサイトドライバーアシスタンス機能と自動緊急ブレーキが標準装備される予定

ステアリングに関しては、新型WRXにも採用のデュアルピニオン電動パワーステアリングラックも設定されるそうで、よりダイレクトでナチュラルなステアリングフィールと優れた応答性を提供するとのこと。

足もとのアルミペダルを見ていくと、アクセルペダルはオルガン式では無く、吊り下げ式のようですね。

フルファブリックシートながらも、運転席サイドの下側を見ていくと、電動調整レバーが装備されているのが確認できます(この点はスバルも抜かりなし)。

後席にもブラックとレッドのデュアルトーンで躍動感があります。

60:40分割での可倒式となりますが、積載量が先代からどの程度拡大したのか(もしくは縮小したのか)気になるところ。

ちなみにRSグレードでは、ドライビングサポートとしてブラインドスポットモニターやリアクロス トラフィックアラートが標準装備され、キーレスエントリーやリモートスタート、パフォーマンスと燃料効率のために調整された特別なドライビングモードも準備されているようです。

最後に気になる発売時期ですが、北米スバル曰く2023年春頃より発売予定と、クロストレックに続くかたちで意外にも早期的にデリバリーが進むようです。

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Reference:Subaru, CARSCOOPS