遂に来たか…日本抽選限定240台のみとなる日産の新型フェアレディZ(RZ34)プロトスペックが中古車サイト・カーセンサーにて販売中!9速ATで1,400万円超えに
9速ATで1,400万円超えなら、6速MTは更にとんでもない金額になりそうだな…
2022年夏頃に発売され、同年7月末には受注一旦停止となってしまった日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。
全国の総受注数は約6,000台とのことで、これらを全て捌き切るのに(納期は)約4年~5年と云われています。
グレード構成としてはベースグレード/version S/version T/version STの4種類が設定されますが、その前に日本抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Spec(プロトスペック)が発売され大きな話題となりました。
そして今回、大手中古車サイト・カーセンサーにて、超希少なProto Specが発売され話題となっています。
走行距離は僅か14km!おそらく納車された直後にそのまま買取業者へ?
こちらが今回、大手中古車サイト・カーセンサーにて掲載されている新型フェアレディZ(RZ34)プロトスペック(2022年11月29日時点)。
販売元は、福岡県北九州市を拠点とするバージョングループ北九州店さん。
ボディカラーはプロトスペック専用となるイカズチイエロー×スーパーブラックルーフの2トーンカラーで、内装カラーはブラック×イエローのデュアルトーンタイプ。
年式はもちろん2022年式で、走行距離は僅か14km、車検有無が2025年11月であることから、おそらくユーザー向けに納車されたのは2022年11月頃と予想されます。
ちなみにこのモデル、特別仕様車であっても標準グレードであっても、日産ディーラーにて新車購入・契約した場合、新車登録後6か月間は「転売・輸出禁止」に関する同意書にサインを求められます。
とはいえ、同意書は法的な強制力が働くものではないため、おそらく今後も数多くの標準グレードやプロトスペックが出品・転売される可能性が高そう。
初代S30/240Zを彷彿とさせる懐かしきエクステリア
改めて新型フェアレディZプロトスペックを見ていきましょう。
初代S30/240Zを彷彿とさせるフロントヘッドライト周りや、蛍光色のようなイエローとの組み合わせはレトロフューチャーな印象を与えつつ、長方形タイプのフロント大口グリルZ34/Z33のデザイン言語をモチーフにしているあたり、まさに過去と現代を繋ぐノンハイブリッドスポーツモデル。
サイドから見たフェアレディZのボディラインも美しく、初代を彷彿とさせるファストバック風をイメージしながらも、ルーフラインはZ34/Z33そのもの、そしてルーフサイドをシルバー加飾に仕上げることで”日本刀”をイメージしているのは特別仕様車プロトスペックも同じ。
あとはリヤクォーターパネルに”Z”ロゴを配置するところはこれまで通りですが、時代の変化に伴ってロゴデザインもさりげなく変更してきたのはグッド。
プロトスペック専用のブロンズホイール&イエローブレーキキャリパー
足もとには、プロトスペック専用となるブロンズカラーの19インチ鍛造アルミホイールが標準装備され、フロント・リヤ共にイエローペイントのブレーキキャリパーが標準装備されること。
キャリパー表面には、”Brembo”ではなく”Z”と表記されるのはオシャレですね。