フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のイイ&気になる点!「まだまだ希少性は高く、周りの注目度も高い」「燃料タンクが小さく給油頻度多め」

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の気になるポイントとは?

ここからは、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の気になるポイントを見ていきましょう。

燃料タンク容量が小さいため、給油頻度が多く煩わしい

まず一つ目が、新型シビックタイプR(FL5)の燃料タンクが意外に小さいということ。

これは先代FK8同様で、余分な重量を最小限に抑えてなのか、走行パフォーマンスを最大限に発揮するためなのかは不明ですが、燃料タンク容量は僅か47Lと少な目(トヨタ新型カローラクロス・ガソリンも同じ47L)。

そのため、シビックタイプRの実燃費が10km/Lだった場合、燃料がカッツカツになるまで走らせるとなると満タン法で470kmが限度となってしまうため、この点は「もうちょっと走れたらなぁ」と思う所。

ただシビックタイプRの燃費は、街乗りや高速道路、サーキットによって燃費が大きく異なり、短距離での下道移動の場合だと10km/L~11km/Lぐらい、高速道路だと12km/L~14km/Lぐらい、サーキットだと4km/L~6km/Lぐらい。

走り方次第で燃費が大きく変化するのは当然と言えば当然なのですが、ハイブリッドモデルのエコカーを普段乗りされている方からすると、ちょっと煩わしく感じる部分はあるかもしれませんね(感覚的にはホンダN-BOXの給油頻度に近い?)。

なお参考までに、新型シビックタイプRの給油警告ランプが点灯するタイミングや、航続可能距離が0kmになってから残り何km走れるのか?満タン給油でのガソリン代はいくらぐらいなのか?といった細かな点は関連記事にもまとめていますので、参考にして頂けますと幸いです。


タイヤの空気圧は定期的にチェックする必要がある

これはスポーツカーに限らず、コンパクトカーや軽自動車、ミニバン、セダンなど様々な車種でも同じことが言えるのですが、タイヤの空気圧は定期的にチェックする必要があるということ。

特に新型シビックタイプR(FL5)の場合だと、先代FK8から1インチダウンしているものの、その分タイヤ幅がワイドになって、よりグリップ性能を高めたタイヤを装着していることもあり、より一層の空気圧チェックが必要に。

特に目安があるわけではないのですが、最低でも1ヶ月に一回、もしくは給油する度にガソリンスタンドに設置されている空気圧機器で必ずチェックするように心がけています。

シビックタイプRの空気圧はどれぐらい?

これはあくまでも参考までにですが、運転席側のドアを開けたBピラー部分にタイヤ空気圧ステッカーが貼付されていて、フロント・リヤタイヤのそれぞれの空気圧値(kPaもしくはkgf/cm2)が記載されているのですが、タイヤサイズ265/30ZR19 93Yに対し、フロントが240kPa(2.4kgf/cm2)、リヤが230kPa(2.3kgf/cm2)となっています。

やはり前輪駆動[FF]モデルということもあり、フロントタイヤの方が空気圧は高めに設定されていますね。

ちなみに、普段から私が所有する車には規定空気圧よりも+5%~+10%ほど高めに設定しています。

シビックタイプRの場合であれば、フロント250kPa~260kPa、リヤ240kPa~250kPaにて設定する傾向にありますが、タイヤ幅が太いことを考慮すると、指定の空気圧、もしくは空気圧低めにすることでタイヤと路面との接地面積を増やしてグリップ性能を高める、という目的で低めに設定するのも有りかもしれませんね。

ただ秋口から冬になってくると、タイヤの空気圧も季節の変化で低くなることもあるため、個人的にはできるだけ高めに設定しておくことで車の荷重をしっかりと支えられるようにしています。
※空気圧を高くすると転がり抵抗は小さくなるものの、その分制動距離が増加するなどのデメリットもある

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)関連記事