フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)の実車を見てきた!やはりファミリー層からの注目度は抜群…気になるスイッチ式シフトの使い勝手は?

日産の新型セレナ(C28)の内装をインプレッションしていこう

ここからは、日産の新型セレナ(C28)のインテリアを中心に見ていきましょう。

上の画像は、2列目と3列目シートを後方に倒したときのシートレイアウト。

フルフラットになるわけではないため、実際に車中泊する際の寝心地はどうなのか気になるところですね。

2列目シートヒーターはシートレバー近くに設けられ、使い勝手は良さそう

あとは2列目シートのリクライニングレバー近くにシートヒータースイッチが設けられているのはグッドポイント。

トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)は、2列目天井に設けられるため、シートヒーターをONにしたいときは姿勢を変えなければいけないので、そういった煩わしさが無いのは新型セレナの良いところかもしれません。

シートバックテーブルのフタは不要かも?

こちらはフロントシートバックテーブル。

ステップワゴンのフタ有りバージョンといったところですが、個人的には「フタは不要」と思いました。


運転席周りをチェックしていこう

ここからは、日産の新型セレナ(C28)の運転席に乗り込んでいきましょう。

まず運転席側の内ドアトリムですが、質感としてはトヨタ・ノア/ヴォクシーに近いところ。

実際に運転席に乗り込んでいくと、やはり先代C27同様に高床で乗り降りは結構し辛い印象です。

ステアリングホイールは全グレード本革巻きを標準装備で、握り心地としてはノートオーラ(New Note Aura)やエクストレイル(New X-Trail)に近い印象。

ガソリンモデルになるため、ステアリング後ろにはパドルシフトが標準装備(e-POWERはパドルシフトの設定がなく、e-Pedal Stepが採用されている)。

ステアリングの右側には、ブルーのアイコンとなるプロパイロット(ProPilot)スイッチが設けられていますね。

ちなみに電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドスイッチの位置は、ステアリングホイールの左後ろ(ワイパーレバー側)に装備。

オートブレーキホールドはメモリー式で、エンジンを再スタートしてもON状態をキープするとのこと。

12.3インチNissan CONNECTナビゲーションディスプレイの使い勝手は良さそうだ

そしてこちらが、XVグレードではセットメーカーオプション扱いとなる12.3インチワイドナビゲーションディスプレイ。

トヨタ新型ノア/ヴォクシーでは不可能な2画面(厳密には3画面?)も可能ですし、レイアウトもカスタムできるのは非常に魅力的。

発表直後から何かと話題のスイッチ式センターシフトは?

そして最後は、発表直後から何かと話題になっているスイッチ式センターシフト。

ステップワゴンのように縦基調ではなく横基調で、エアコンの静電式タッチパネルと同じ面に設けられているため、押し間違えが起きるのでは?といった話も。

実際のところ、日産ディーラーの担当スタッフさんからの情報によると、お客さんからは「スイッチ式シフトは使いづらそう」との意見が多く、何よりもタッチパネル式を採用しているため、エアコン画面が指紋だらけで見てくれが宜しくないそうです。

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