【悲報】パイクスピーク5連覇を遂げたモンスター田嶋 容疑者が廃棄物処理法違反の疑いで逮捕→なぜかSNSでは日本サッカー協会の田嶋 氏の名前が挙げられる事態に

あのレジェンドドライバーが逮捕されたのは非常に残念

2022年12月6日、長野県大町市内の原野に「金属くず等」をみだりに廃棄したとして、大町署と県警生活環境課は、東京都渋谷区のレーシングカーの開発などを手がける「タジマモーターコーポレーション」の会長である田嶋伸博(72) 容疑者を逮捕しました。

田嶋容疑者といえば、過去にパイクスピークヒルクライムにて5連覇を達成したレジェンドドライバーであり、その圧倒的な速さと一切躊躇せずに常軌を逸した速度でコーナーを駆け抜けていくセンスの高さから「モンスター田嶋」と呼ばれていました。

今回、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された田嶋 容疑者ですが、その鉄くず等の総重量は5,500kg(5.5トン)にも上るとのことで、私たちが想像する以上のモノを廃棄していたことがわかります。

ちなみに5,500kgだとイメージしづらいと思いますが、ロールスロイス新型ファントムの最上級グレード・エクステンデッドホイールベースで2,750kgとなるため、このモデル2台分の重量を廃棄したということになります、


鉄くず等を廃棄したのは2020年8月下旬で、鉄くずだけでなくコンクリートや木くずなども正当な理由なく廃棄した模様

NHKニュース並びに大町警察の情報によると、、田嶋 容疑者らは、大町市内の関連会社で役員を務める2人とともに、正当な理由がないにもかかわらず、2020年8月下旬に市内の原野に金属くずやコンクリート片などの廃棄物およそ5,500kgを埋めて捨てたほか、2021年4月上旬には、同じ市内で約40kgもの木くずを焼却した疑いが持たれているとのこと。

なお今回の容疑について、警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていないとのことですが、詳しいいきさつについても追々判明するのではないかと思われます。

田嶋伸博 容疑者はどのような人物?

今回逮捕された田嶋 容疑者ですが、出身は石川県小松市で、先述の通りパイクスピークヒルクライム5連覇を達成するほどのレジェンドレーシングドライバーであり、タジマモーターコーポレーション会長・実業家。

この他にも、レーシングコンストラクターであるアイアールディーやモンスタースポーツジャパン(現:タジマモーターコーポレーション)などの創設者でもあり、業界内では非常に有名な人物でもあります。

モータースポーツ界においては、1968年に輝かしいデビューを遂げたあと、ラリーやダートトライアルを得意とし、1996年~1998年、2001年~2002年と、過去5回アジアパシフィックラリー選手権(APRC)の二輪駆動部門においてシリーズチャンピオンを獲得するほどの凄腕ドライバーでもあります。

Twitterでは「モンスター田嶋」がトレンド入りしたことで、全く別の「田嶋」氏が取上げられ自体はあらぬ方向に

via:Twitter

ちなみに今回のモンスター田嶋こと田嶋伸博 容疑者が廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたことで、SNS Twitterのトレンドキーワードに「モンスター田嶋」がトレンド入りしたわけですが、非常に残念なことに、田嶋違いで日本サッカー協会会長及びアジアサッカー連盟理事の田嶋※三 氏が取上げられ、この投稿が瞬く間に拡散される事態に。

via:Twitter

つまり「田嶋※三 氏が何かやらかしたのではないか?」という誤った情報が拡散されているわけですが、その一方で「田嶋は無能」「早くやめてほしい」といった、更に間違った方向にコメントが集中するなど、おそらく本人が見たら「ただでは済まないだろうな…」という内容にもなっています。
注)今回の事件と田嶋※三 氏は何の関係も無いのでご注意ください

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Reference:NHKNews