トヨタ大丈夫か?新型GR86を4か月間も修理でディーラーに預ける→12時間後に大炎上で廃車に→SNSでは「エンジンブロー問題と立続けでタイミングが悪すぎる」と話題に

先日のスポーツ(ドリフト)走行によるエンジンブローの件と云い、何かとタイミングが悪すぎる

トヨタとスバルの共同開発によって実現した2ドアスポーツクーペの新型GR86/BRZ。

日本だけでなく海外でも高い注目を集めている一方、欧州市場では排ガス規制や環境法規制の影響を受け、僅か2年間して販売できないことから、転売・投機の対象にもなっています。

そんな新型GR86ですが、先日アメリカのオーナーがイベントにてスポーツ走行(ドリフト)を行ったところ、エンジンブローで故障 → 走行不可となる問題が発生 → ディーラーに修理依頼したところ「ドリフトなんかしたら壊れる!保証対象外だ!」として11,000ドル(日本円に換算して約147万円)の修理見積が提示 → 一連の流れについてGR86オーナーがSNSに投稿したところ、これが拡散されて「あんなにPR動画でドリフトを全面的に推してたのに…プレスリリースでもドリフト方法を記載していたのに…」とディーラー側が大炎上する事態となりました。

こうした流れを受け、新型GR86とトヨタのブランドイメージがマイナスに働きつつありますが、これに加えて新たな問題がアメリカにて発生しています。


トヨタディーラーに修理で4か月間預けていた車両が発火→大炎上で廃車に

その問題というのがコチラ。

アメリカ・南カリフォルニア州にて、新型GR86のオーナーであるInstagram ID:@JZX_JKがインスタグラムに投稿した内容が拡散され話題になっていますが、上の画像の通りGR86が大きく燃えているのが確認できますね。

幸いドライバー含む乗員にケガはなかったものの、フロント辺りが完全に焼け焦げてしまったため、新型GR86は廃車になったそうです。

そしてこれも驚くべき情報として、この車両は約4か月間もトヨタディーラーにて修理に出されていたそうですが、修理から返ってきて僅か12時間後にエンジンから発火したとのこと。

ドリフト走行や激しい走りはしておらず、単純に高速道路などを走っていただけとのことですが、普通に走っていてエンジン辺りから発火するのも信じられないところですが、他車を巻き込むような大事にならなかったことは不幸中の幸い。

日本では2022年8月20日で受注停止予定の新型GR86専用ブライトブルー

GR86オーナーのJZX_JK氏もコメントしている通り、「多くの人が知っているように、私はこの車を修理のために過去4か月間「@toyotaoforange」に預けていました。2022年7月19日の午前中に修理から返ってきたのですが、約12時間後にフロントから煙があがり、すぐに発火しました。高速道路を降りて通りを曲がった後でしたが、車は残念なことに焼け焦げて廃車になりました」とコメントしています。

ちなみに画像を拝見する限りだと、炎上している個体は新型GR86専用のボディカラーとなるブライトブルーで、日本国内では2022年8月20日に受注停止の対象となっているボディカラーですね。

他のボディカラーに比べて塗装工程や作業が非常に複雑とのことで、長納期問題を解消するための一つの対策としてブライトブルーを廃止にするとのことですが、その希少なカラーが燃えてしまうのはオーナーも非常に悔しいところだと思います。

2ページ目:新型GR86が燃えた原因は?SNSではエンジンブローの件と関係あるのでは?との意見も