フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーの新車販売・登録台数が累計10万台を突破!それでも「納期未定」のグレード有り…一体どれだけのバックオーダーを抱えているのか…?

2022年12月時点でも1年以上の納期もある

先程の2022年1月度~11月度の累計台数を生産・登録していながらも、私がお世話になっているトヨタディーラーでは、2022年12月に注文・予約した場合、新型ノア/ヴォクシーの納期は…

◇ノア/ヴォクシーのガソリンモデル:2023年8月以降納車予定(納期8か月以上)

◇ノア/ヴォクシーのハイブリッドモデル:2022年12月以降納車予定(納期12か月以降)

◇ノア/ヴォクシーのガソリンモデル+38Cオプション付き:2024年以降納車(納期未定)

◇ノア/ヴォクシーのハイブリッドモデル+38Cオプション付き:2024年以降納車(納期未定)

以上のようになっています。

単純にノア/ヴォクシーの納期が1年と仮定した場合、先ほどの各月の生産・登録台数のペースを平均すると、ノアが約4,767台/月、ヴォクシーが約4,583台/月という計算になるため、これを12か月分とした場合に、ノアが57,201台/12か月、ヴォクシーが54,992台/12か月という計算になりますから、単純に合算すると年間で112,193台を生産・出荷する計算に。

これに、先ほどの2022年1月~11月度累計台数となる102,843台を足し合わせると215,036台(約21.5万台)となることから、全国で累計20万台以上のバックオーダーを抱えていることになる?という見方もできるわけで…


もうすぐ新型ノア/ヴォクシーが発売されて1年が経過するが…?

2022年1月度~11月度までの累計台数以外は架空の数字になるため、もっと台数は少ないかもしれないですし、もしかしたら更に台数は増えているかもしれないので何とも言えないところですが、これだけバックオーダーを抱えておきながらも受注を一旦停止しないということは、2023年1月以降の一部改良は実施しない?という見方も出来そう。

おそらくトヨタとしては、競合モデルとなるホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)や日産の新型セレナ(Nissan New SERENA, C28)の登場で顧客を奪われたくないという想いがあるのだと思われ、その関係で受注停止できない?のかもしれません。

ただその一方で、顧客を奪われたくないがためにバックオーダーだけが膨らみ、結果的に生産が間に合わず長納期化→顧客がキャンセルして他のメーカーに移るともなったら本末転倒ですからね…一刻も早くこの状況を打破するような対策を進めてほしいところです。

トヨタ関連記事