トヨタ新型カローラクロスで2022年最後のドライブ!約500km走らせての実燃費は18km/L以上とカタログ値以上…販売店では受注再開したにも関わらず即完売?
(続き)トヨタ新型カローラクロスをインプレッション!
運転席からのアイポイントはそこまで高くない
続いて、トヨタ新型カローラクロスのアイポイントについて。
運転席から見たときの周りの視界や高さについてですが、運転席のみ電動シート&上下調整が可能になっていて、思いのほか下側へのシフトダウンが可能なため、感覚的にはSUVに運転しているというよりも、少し背高いハッチバックやステーションワゴンを運転しているような感覚。
最近のモデルであれば、新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)やレクサスUXが最も近く、アイポイントが低めだからなのか「大きなクルマを運転している」ような感覚にはならないのも大きなポイントかもしれません。
その一方で、シート位置を低くまで調整し、アイポイントを低くするとボンネット位置が高く見えて視界が悪くなるのでは?という疑問もあるかと思いますが、カローラクロスのボンネット位置は低く、前方車両との車間距離も掴みやすいのが本音。
元々コンパクトな車や軽自動車を乗っていた方からすると、フロントボンネットの長さには驚くとは思いますが、意外と運転し始めてから慣れるまで時間はかからなかったですし、小回りも利いて意のままに操れるという楽しさも兼ね備えていると思います。
新型カローラクロスが一時的に受注を再開するも、僅か数日で受注停止に
サイズ感や燃費、アイポイント、ハンドルの取り回しなど、トータル面において使い勝手の良いカローラクロスですが、前回のブログでもお伝えの通り、一部のトヨタディーラーでは受注停止だったはずが、一部グレードのみ受注を再開することに。
私がお世話になっているトヨタディーラーでは、ガソリンモデルのみ4台分の枠が設けられたわけですが、何と受注再開のアナウンスをしてから僅か2日で完売してしまったそうです。
受注再開時は、プラチナホワイトパールマイカは選択できなかった?
あと前回のブログではお伝えできていませんでしたが、最も売れ線となるプラチナホワイトパールマイカは選択できなかったそうで、このカラー以外であれば選択可能だったとのこと。
具体的な理由は不明ですが、以前よりSNSなどにて話題になっている「ホワイトの塗料不足」ということも考えられ、そうなると今後生産されるであろうカローラクロスやクラウンクロスオーバーなどのプラチナホワイトパールマイカの納期はどうなるのか?という疑問も。
発売から1年3か月が経過しているカローラクロス。
2023年秋頃には初の一部改良が控えていて、パワートレインの刷新や予防安全装備の強化、マルチメディアシステムのアップデートなどが期待されていますが、果たしてどこまで価格帯が上がるのか、「199万円~」というインパクトがあって注目度も高かったカローラクロスの次なる戦略に注目したいところです。