比較するものではないが…トヨタ新型カローラクロスの安心感は半端ない。特に日産の新型エクストレイルやレクサスNX350h F SPORT/LX600に乗った後だと明確な違いもわかる
新型カローラクロスは「気兼ねなく乗れる」という安心感がある
2021年11月に私に納車されて、もうすぐ1年1か月が経過しようとしているトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ガソリンZ[2WD]。
本モデルについては、これまで当ブログでも何度かインプレッション記事を公開していて、総じて満足度も高く「SUVモデルのなかで最も”普通”を極めた一台」だと考えています。
使い勝手や装備内容、そしてコストパフォーマンスといったトータルバランスが非常に高く、これまで様々な車が納車されてきましたが、今でも定期的に「乗りたくなる」ような魅力がたくさん詰まったモデルでもあります。
そんな新型カローラクロスですが、ここ最近納車されたSUVモデルたちと比べて「どのように印象が異なるのか」、なぜ「乗りたくなる」と感じるのかをインプレッションしていきたいと思います。
2022年12月時点で私が所有するSUVは全4車種
まず、2022年12月時点で私が所有するSUVモデルは以下の通り全4車種で、意外なことに全てホワイトのボディカラーとなっています。
◇トヨタ・カローラクロス(2021年11月納車)・・・プラチナホワイトパールマイカ
◇レクサスNX350h F SPORT(2021年12月納車)・・・ホワイトノーヴァガラスフレーク
◇レクサスLX600(2022年8月納車)・・・ソニッククォーツ
◇日産エクストレイルe-POWER(2022年12月納車)・・・ブリリアントホワイトパール×ピュアブラックルーフ2トーン
一度は全てのSUVモデルを並べて撮影したいところなのですが、クリエイターさんや知人などの協力が無いと難しく、スケジュール調整も中々合わないので実現することは難しそう…
ちなみにこれら4車種で、最も所有期間が長く、最もボディサイズがコンパクトで、最も価格帯が安価なのが新型カローラクロスになるわけですが、カローラクラス以外のレクサスNX350h F SPORT/LX600、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)に乗った後、最も使い勝手の良さやハンドルの取り回し、そして気兼ねなく乗れるモデルがカローラクロスなんですね。
「よし、乗るぞ!」という感覚ではなく、”フラッ”と乗れるのがまた良い
抽象的な表現になってしまい恐縮なのですが、ここまでバランス面やサイズ面において「丁度良い」と感じるSUVはめずらしく、特にサイズ面においては”小さすぎず大きすぎず”、アイポイントもSUV特有の高いポイントではなく、どちらかというとハッチバックに近い低さがあるため、運転席から下を見下ろすような場面も少ないんですね。
おまけにデザイン面においても、カローラの派生車種という立ち位置で、フロントエンドには”C”マークエンブレムは付いているものの、直感的にカローラっぽい顔つきではなく、シンプルにカッコいいと思えるデザインでもあるため、ここまでバランスを上手く持ったモデルは珍しいのではないかと思います。
あとは車に乗るときのマインド的なところですが、レクサスLX600/NX350 F SPORTだと「盗難とかあったらどうしよう…目的地の駐車スペースとか狭かったら(ドアパンチとか)嫌だな…」と、乗る前から色々と考えてしまうのですが、カローラクロスはそういった邪念が出てこないんですね。