一体どこで眠ってたんだ…?アキュラ(ホンダ)初代NSXが中古市場にて販売中!走行距離は僅か1.4万kmでコーティング整備も万全の極上の一台

(続き)アキュラ初代NSXのエンジンルームや内装、中古価格もチェック

引き続き、アキュラ初代NSXの中古車両を見ていきましょう。

パワートレインは、排気量3.0L V型6気筒VTEC自然吸気エンジンを搭載し、トランスミッションは先述の通り4速ATを搭載。

画像は公開されていませんが、オーナーズマニュアルや保証シート、2008年8月~2019年7月までのサービスレシートコピー、ウィンドウステッカーのコピー、Carfaxレポートも含まれています。

あとはeBay出品前にコーティング施工も完了済とのことですが、オーナーが自走した可能性はあるものの、まずはエンジン始動が可能なのか、走行に問題は無いのかなども気になる所ですね(ネット上に記載された情報と実車のコンディションが異なるという恐れもあるので念のため)。

こちらは内装。

オールブラックで汚れや経年劣化、痛みなども確認されず、おそらく前オーナーが日々メンテナンスをしていたのではないかと考えられます。

シートやトランスミッショントンネル、ダッシュボード、ドアパネルを覆うブラックレザーも良好な状態を維持しています。


気になる初代NSX[4AT]の価格帯は?

最後に気になる初代NSXの価格帯ですが、現地では115,000ドル(日本円に換算して約1,520万円)。

一見して「今後も高騰するのでは?」と思ったりもしますが、ここ5~6年での初代NSX(I~II型)のアメリカ市場の相場を見てみると、概ね1,100万円~1,500万円を行き来している印象。

今回は4速ATの個体が1,500万円の値が付いていることを考えると、果たしてMTモデルはどれほどの価値になるのか?というのも気になりますし、今後内燃機関モデルが淘汰されていくことで、初代NSXの立ち位置もどのように変化するのかも注目したいところです。

ちなみに今回のモデルはあくまでもスタンダードモデルでの価格帯となるため、過去にアキュラが限定51台のみ販売したNSXザナルディ・エディションだと、競売に出品されて2,300万円以上に取引され、更にその上を行くホンダNSXタイプRだと約3,500万円、NSX-Rだと約5,000万円など、やはり限定モデルやハイパフォーマンスモデルは想像以上の価格帯にて取引されているようですし、まだまだ健在だと思います。

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Reference:e-Bay, CARSCOOPS