【価格は455万円から】フルモデルチェンジ後”初”の一部改良となる(2023年)レクサス新型NXのグレード別価格帯をチェック!何とあの先進装備が全車標準装備へ

2023-03-01

ようやくFMC後”初”となる一部改良版・新型NXのグレード別価格帯が判明

2021年10月に発表/同年11月に発売されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXですが、遂にこのモデルが2023年3月に「初の」一部改良版として発表・発売予定となっています。

発売直後から納期1年以上と云われ、2022年夏頃には「納期未定」「2023年末までには納車できるかどうか…」等、とにかく納期問題で何かと話題になっていましたが、2022年12月~2023年3月までの国内向け生産強化(厳密には海外向けの生産を日本に振り分ける)に伴い、元々納期未定だった新型NXが「2023年1月~3月頃に納車可能」となっているそうです。

ちなみに2023年1月中旬時点では、急きょ追加受注を受け付けているNX250以外は全て受注停止となっていますが、今回の一部改良でどのような変更・改良が加えられるのか、そしてどれほどの価格アップとなるのかチェックしていきましょう。


(2023年)新型NXの一部改良内容はこうなっている

まずは、一部改良版・新型NXの変更・改良内容をチェックしていきましょう。

【(2023年)一部改良版・新型NXの改良・変更内容一覧】

◇パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)が全車標準装備

◇以下の予防安全装備一式が全車標準装備
・パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)[PKSB]
・緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)
・フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
・レーンチェンジアシスト[LCA]

◇電動格納機能付き後席6:4分割可倒式シートをNX450h+にて標準装備

◇前後方録画機能付きデジタルインナーミラーをメーカーオプション設定

◇20インチランフラットタイヤをメーカーオプション扱い(ノーマルタイヤは-22,000円)
注)F SPORTでは、ノーマルタイヤ選択時にブラック塗装ホイールが強制装備

◇別体型CD/DVDデッキプレイヤーを廃止
注)2022年モデルで本装備を選択していて、2023年モデルへとスライドする方は装備可能

◇HDMI端子のディーラーオプション追加設定

◇ホイールロックナットのディーラーオプション販売を停止(販売再開の時期は未定) 他

☆TVキャンセラーのディーラーオプション廃止

上記はあくまでも一部になりますが、私がお世話になっているレクサスディーラー曰く、他にも改良・変更があるようです。

パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)+αの全車標準装備

まずは、今回の一部改良による値上げで一番のキーポイントともいうべきパノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)の全車標準装備化。

車両を上から見下ろした視点で、駐車をサポートするものですが、元々は全車メーカーオプション扱いだったもののを、今回の一部改良で標準化することで安全性を強化。

更にトヨタのラインナップモデルだと、一部のグレードにてメーカーオプションとされていたパーキングサポートブレーキ(後方歩行者)[PKSB]や緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)、フロントクロストラフィックアラート[FCTA]、レーンチェンジアシスト[LCA]のセット装備も標準化されるというのは魅力的だと思います。

一体ナゼ?ノーマルタイヤ装着時はスーパーグロスブラックメタリックは選択不可

続いてはランフラットタイヤのメーカーオプション化について。

今回の一部改良では、ランフラットタイヤをメーカーオプション扱いにし、ノーマルタイヤを選択できるようにレスオプション(-22,000円)にしているのですが、ノーマルタイヤを選択してしまった場合、F SPORTグレードで選択可能なスーパーグロスブラックメタリック塗装の20インチアルミホイール(上の画像参照)が選択できず、シンプルなブラック塗装の20インチアルミホイールが強制的に装備されるとのこと。

ちなみにランフラットタイヤとは、パンクした後でも100km程度の走行が可能であるように設計されている専用タイヤで、空気圧がゼロになってもサイドウォール部の内側に補強ゴムを備えてるのが大きな特徴です。

参考までに、上の画像はF SPORT専用のブラック塗装仕上げとなる20インチアルミホイール×ランフラットタイヤセット(ブリヂストン製アレンザ)で、一部改良版でもこの組み合わせは可能になるとのことです。

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