一体いくらになるんだ…超希少な日産スカイラインGT-R R34 M-Specニュルが競売に出品!18年間神奈川県のオーナーが所有し、NISMOによってリフレッシュされた極上の一台

日産スカイラインGT-R R34 M-Specは、一体どこまで高騰する?

引き続き、2001年式の日産スカイラインGT-R R34 M-Spec Nurを見ていきましょう。

パワートレインについては、N1エンジンブロックを備えた排気量2.6L RB26DETT型直列6気筒エンジンで、インディヴィジュアルスロットルボディやデュアルオーバーヘッドカムシャフト、24バルブを備えることで、最高出力280ps/最大トルク353Nmを発揮するものの、自主規制の絡みで280psとなっているものの、実際は300ps以上発揮していた?との噂もあるようです。

この他にも、スポーツリセッティングエンジンコントロールモジュールや、スポーツエアフィルターが装着され、ゴールド仕上げのバルブカバーの上にアジャスタブルストラットバー、Rチューンエアインテーク、カーボンファイバーインレットパイプセット、フロントマウントインタークーラー(アップデート版)など、これらも2021年にNISMOによって新しく取り付けられたと云われています。

トランスミッションは6速MTで、駆動方式は四輪駆動システム(ATTESA)、そして電子制御のアクティブリミテッドスリップリアデフ(LSD)が標準装備され、更に2022年にNISMOによりツインプレートクラッチとチタン製マフラーが装着されているそうです。

おそらく前オーナーは、競売へと出品する前にM-Spec Nurをリフレッシュしたかったのだと思いますが、果たしてそのリフレッシュ費用にどれだけのコストがかかったのかは不明(落札価格で回収できるレベルなのだろうか…?)。


インテリアもほぼ汚れや傷のない新品状態

続いてはインテリア。

内装カラーは非常にシンプルなオールブラックで、本革巻きステアリングホイールにはエアバッグが装備されており、8,000rpmのレッドラインと油圧計を備えたタコメーター、そして最高時速300km/hの速度計と冷却水温度と燃料レベルを監視するゲージがフレームに組み込まれています。

ダッシュボードの中央にあるデジタルディスプレイには、ブースト圧やスロットル入力、インジェクターのワークロード、温度測定値などの追加情報が表示され、走行距離は44,172kmとそこそこに走り込まれているようです。

この他にも、ハーネスパススルーやGT-Rの刺繍が施されたブラックレザーのトリミング、手動調節可能なスポーツシートヒーター、パワーウィンドウ、ミラー、オートエアコン、CDプレーヤー、多機能LCDスクリーン、アルミ製ペダル、GT-Rブランドのフロアマットが全て装備されています。

予想落札価格は6,000万円を超えてくるか

最後にスカイラインGT-R R34 M-Spec Nurの予想落札価格ですが、2023年1月16日時点(2日残し)で、450,000ドル(日本円に換算して約5,750万円)なので、おそらく500,000ドル(日本円で約6,400万円)は優に超えてくると考えられます。

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Reference:BringATrailer