トヨタが2023年1月「2回目」となる工場出荷目途一覧を更新!全体的に短縮傾向だが、国内主要モデルの新型ノア/ヴォクシーは変わらずの長納期…グランエースが意外に注目されている?

(続き)トヨタの最新工場出荷目途や納期情報もチェックしていこう

グランエースもミニバンブームの仲間入り?

そしてちょっと意外だったのは、昨今のミニバンブームの影響により、トヨタ・アルファード(ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)の納期が若干短縮される一方で、先ほどの一覧にて出荷目途が短縮傾向にあるグランエース(Granace)の受注も少しずつ増えているとのこと。

もしかすると、主要ミニバンの納期が全体的に遅れていることから、最も購入しやすいグランエースを選択肢に含めているユーザーが増えてきているのかもしれませんね。

新型シエンタはハイブリッドモデルを中心に長納期化

一方でトヨタのエントリーミニバンでお馴染み新型シエンタ(New Sienta)ですが、こちらは変わらず納期は短縮されておらず、ハイブリッドモデルは納期1年近くまで延びているそうです。


新型プリウスは発売されて1週間も経たずに納期1年以降

そしてここで一点注意しておきたいのが、2022年1月10日に発表・発売されたばかりとなる新型プリウス。

こちらは発売されて僅か1週間しか経過していませんが、多くのトヨタディーラーにて「2023年の販売枠は完売」「2024年枠も予約が入っている」など、既に新車として購入するのはかなり難しい状態にあるようです。
※あくまでも2.0L HEVモデルの話であり、1.8L HEVは3か月ほどの納期とのこと

前回のブログより、千葉トヨペットさんが公開した最新納期情報を見てみると、パノラマルーフの装着有無で約2か月ほど納期が異なるそうですが、部品供給や車載半導体の供給次第では、他の先進装備が装着されたグレードに限り納期が遅くなることも十分考えられるとのこと(おそらく新型ノア/ヴォクシーと同じ流れになりそう?)。

今後は「新車・新型車が発表・発売されてから購入を検討する」時代ではなく、「新車・新型車が発表・発売される以前の事前情報の段階で購入に踏み切らないと、いつ納車されるかわからない」時代が続く可能性があるため、2023年1発目として新型プリウスがその例になっているのかもしれません。

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