(2023年)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの新情報続々!いなべ工場だけでなく、新型ノア/ヴォクシーを製造する富士松工場等でも生産されるようだ

(続き)トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアはどこで生産される?パワートレインや安全装備は?

そしてもう一つ気になるのが、トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの生産拠点について。

現行30系アルファード/ヴェルファイアは、三重県のいなべ工場にて一括生産されていますが、マガジンXさんの報道によると、今後の需要拡大やグローバルモデルとして販売台数を稼ぐ意味から、新型ノア/ヴォクシーが生産されるトヨタ車体・富士松工場や、トヨタ自動車・田原工場にて生産される見込みとのこと。

おそらく工場によって、国内市場向けや海外市場向けと区別されるのではないか?と予想しますが、まずは日本国内で月産もしくは年産でどれだけの台数を生産するのか、アルファードとヴェルファイアの比率はどれぐらいなのかも注目したいところです。


パワートレイン分けはちょっと意外なものに?

via:Spyder7

続いてもう一つ注目したいのがパワートレイン。

こちらは以前からの情報や噂の通り、排気量2.5L 2AR型→A25A型の直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムをラインナップしつつ、現行のV型6気筒自然吸気エンジンを廃止し、その代わりとして新型NX350や新型RX350/RX500h F SPORT Performance、新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)にも搭載の排気量2.4L T24A型直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドが展開される予定とのこと。

そうなると、ガソリンモデルはどうなるのか?という疑問が出てきますが、これも私がお世話になっているトヨタディーラーの情報によると、どうやら新型ヴェルファイアが排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンのガソリンモデル一択で、新型アルファードが2種類のハイブリッドのみを展開する予定とのことから、ガソリンモデルもしくはハイブリッド(HEV)モデルを検討している方で、上手く車種の販売比率のバランスを取る計画なのかもしれませんね(アルファードにガソリンが設定されれば、このグレードに集中して納期遅れの要因になりかねない)。

防安全装備は新型ノア/ヴォクシー相当もしくはそれ以上に

via:MagX

続いて予防安全装備・ドライビングサポートToyota Safety Senseについてですが、こちらは新型ノア/ヴォクシー相当になることが濃厚で、プロアクティブドライビングアシスト[PDA]や、安心降車アシスト[SEA]、トヨタチームメイト・アドバンスドパーク(Advanced Park)、そしてトヨタチームメイト・アドバンスドドライブ(Advanced Drive)渋滞時支援が設定されることは想像に難しくないかと思います。

ようやく少しずつ情報が明るみになってきた新型アルファード/ヴェルファイアですが、現行アルヴェルからの乗り換えや、新旧ノア/ヴォクシーからの乗り換え、更には新たな環境に移り変わる新規ユーザーからの乗り換え需要を考えると、間違いなく先行予約時点から殺到することは間違いないでしょうし、転売目的のユーザーも少なくはないと思いますから、新型ランクル300やレクサスLX600などのように、(法的拘束力は無いにしても…)また誓約書や同意書にサインを求めるような流れになるかもしれませんね。

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