【朗報】レクサス新型IS500 F SPORT Performanceの標準グレード500台全てが、2023年7月下旬までに生産完了予定であることが判明。新型NXも一部グレードは「納期3か月」

トヨタ/レクサスは2023年も国内向けの生産に力を入れていくことになりそうだ

2022年8月、レクサスはビッグマイナーチェンジ後”2回目”となる新型IS300/IS300h/IS350を発表し、更に排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するハイパフォーマンスグレードのIS500 F SPORT Performanceを発表しました。

このIS500に関しては、初回抽選限定500台のみとなるIS500 F SPORT Performance First Editionを発表し、2022年11月~2023年3月頃にかけて500台分を生産・出荷・納車していく予定となっています。

その後、標準グレードのIS500 F SPORT Performanceが順次生産・出荷・納車していく予定だったのですが、部品供給不足や半導体の供給不足などが原因で、「2024年秋頃までに500台生産」の制限がかけられ、実質的にはFirst Editionと同じ抽選限定モデルということになりました。


どうやら標準グレードの新型IS500 F SPORT Perfromanceは、2023年7月末までには500台全て生産する計画のようだ

幸い、私も本モデルの標準グレードの抽選に当選し、正式に購入・契約したわけですが、当初の予定では「2023年3月頃に納期がある程度判明し、同年4月~同年12月頃に納車される予定」という話でした。

ですが、上述の通り「初日注文組は2023年4月~7月上旬に納車予定」で、「二日目注文組は2023年7月上旬~下旬に納車予定」であることが判明。

つまり2024年秋までの計画どころか、2023年夏までには特別仕様車500台+標準グレード500台の計1,000台がユーザー向けに納車予定とのことですから、待ち続けた身からすると嬉しいサプライズ。

国内の生産シフトにより、納期未定といわれていた新型NXも「最短で納期3か月」に

トヨタ/レクサス共に2022年12月~2023年3月は、決算期に向けて海外向けではなく国内向けの生産に重きを置いていくため、これまで納期不明だった新型NXも早期的に納車可能とのことですし、グレードやオプションの組合せによっては「NX250は2023年1月中旬に注文しても、2023年4月頃に納車可能(納期にして約3か月)」といった情報もあるため、「ようやくトヨタ/レクサスも勢いを取り戻してきたか…」という印象。

ちなみにこの「納期3か月」の個体は、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するNX250になりますが、2023年4月頃の納車ということであれば、フルモデルチェンジ後”初”の一部改良モデルが納車ということになりますから、一足早く改良モデルを堪能できるということになりますね。

ただその一方で、パノラマガラスルーフ付の車両や、F SPORT×パノラマガラスルーフ付の車両は、これまで通り部品供給不足の関係で納期が短縮されていないとのことから、まだまだ修行期間が長引くことになりそう。

もちろん、これらはあくまでも予定の話になるため、状況によっては「また遅れる」ということも考えられそうですが、2022年に比べるとポジティブな情報が展開されるようになってきました。

2ページ目:2023年7月下旬でIS500の生産が完了するのであれば、その後は追加生産の可能性はある?