アキュラ(ホンダ)新型インテグラタイプSが2023年1月28日開催のデイトナ・ロレックス24時間耐久レースにて実車デビュー!開発車両もスパイショットされ、内装も一部確認できるぞ

遂に新型インテグラタイプSの実車がデビューするぞ!

ホンダの北米ブランドでお馴染みとなるアキュラ。

2022年12月に突如としてフルモデルチェンジ版・新型インテグラタイプS(Acura New Integra Type S)のティーザー画像が公開され、2023年夏頃に公式デビューすることを明らかにしました。

そんな新型インテグラタイプSが、2023年1月28日~29日までアメリカ・フロリダ州デイトナにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにて開催のデイトナ・ロレックス24時間耐久レースにて、実車を先行展示することが明らかとなりました。


ただし、展示されるのはカモフラージュラッピングにて偽装された開発車両

こちらが今回、デイトナ24時間耐久レースにて特別展示される新型インテグラタイプSの開発車両。

場所はワールドセンター・オブ・レーシングにて展示される予定ですが、アキュラ公式が公開したティーザー画像と同じく、カモフラージュラッピングにて偽装された開発車両がそのまま展示される予定です。

2022年12月時点でアキュラが公開したインテグラタイプSの仕様についてですが、「高回転型の排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン」を搭載することや、「最高出力300hp以上」を発揮することから、日本でも2023年1月19日に受注停止になったばかりのホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)に近いスペックになるものと予想。

新型インテグラタイプSは街乗り志向のスポーツカー?

ただし、シビックタイプR(FL5)と大きく異なるポイントとしては、固定式リヤウィングが装着されていないこと。

シビックタイプR(FL5)は、サーキットでの走りを重要視したハイパフォーマンススポーツモデルで、インテグラタイプSは、街乗りや一般の公道にて高いパフォーマンスを発揮してくれるアコードタイプR(Accord Type R)のような位置づけだと予想。

そしてマフラー形状においても、シビックタイプR(FL5)のようにセンター3本出しながらも、中央のみ大口径で、両サイドが小口径タイプといった特殊な形状ではなく、3本共に全く同径のエキゾーストパイプというのも注目。

リヤディフューザーもシンプルな形状ながらも、スタンダードな新型インテグラとは大きく差別化されており、おそらくボディサイズや車体重量、シャシーもスポット溶接を増し打ちしてボディ剛性を向上させるような工夫が施されているのではないかと予想されます。

この他にも、新型インテグラタイプSの大きな特徴としては、トランスミッションが6速MTのみ、足回りにおいてもヘリカルLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)が搭載され、駆動方式ももちろん前輪駆動[FF]のみ。

今回新たに公開された開発車両では、内装のほんの一部が確認できますが、ベースとなるインテグラ同様に、水平基調を意識したようなレイアウトになることはほぼ濃厚で、フローティングタイプの9インチディスプレイオーディオらしきものが確認できます。

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