一体いくらになるんだ…希少なミッドナイトパープルの日産スカイラインGT-R R34 V-Specが競売に出品!走行距離は15万km超えながらも、既に2,000万円以上の価値が付いているようだ

(続き)希少カラーの日産スカイラインGT-R R34 V-Specを見ていこう

こちらがインテリア。

シートやステアリングホイール、センターシフト、インパネ、ダッシュボードなどを見ていくと、これといった劣化は見られませんが、20年以上前の車ということもあって時代を感じさせるものがありますね。

そしてよ~く見てみると、ステアリングホイールは2022年に販売ディーラーによってM-Specタイプに交換されているようです。

走行距離は15万km超え!これだけは知られて一体いくらになる?

メーターを見ていくと、何と走行距離は153,511kmと結構走り込まれていますね。

Bring A Trailerの情報によると、このモデルは2022年に日本からアメリカ・ワシントン州へと輸入されたそうですが、本来であれば右ハンドル仕様のモデルだと、製造されてから25年経過しないと輸入を認めないという独自の輸入規制「25年ルール」をクリアする必要があります(一部地域に限る)。

製造から25年が経過していれば、アメリカ国内におけるクラシックカー登録制度として認められるため、右ハンドル仕様であっても輸入できるようになり、更には関税や排ガス規制までも対象外となるようです。

こうした大きな壁を乗り越えて、初めてアメリカの地で走行することが可能になるわけですが、このモデルはどういった経緯でアメリカに入ってきたのか、何か特別な理由があるのか、それとも昨今問題視されている盗難車をバラしてパーツとして輸入したものなのかが気になる所。

ちなみにこのモデル、以前所有していたオーナーが付けてしまったものなのかは不明ですが、フロントスポイラーに欠けがあったり、左側のドアにキズがあったりと、少し不自然に思われるところもあるようです。


そもそも正規で輸入されたモデルなのか…?

足もとを見ていくと、18インチのシングル6スポーク鍛造アルミホイールが装着され、タイヤは245/40 R18インチのNitto製NT01タイヤを装着。

足回りにおいては、電動スーパーハイキャス後輪操舵システムや、すべての四隅にあるスロット付きディスクとゴールドペイントされたブレンボ製キャリパーを標準装備。

最後に気になるスカイラインGT-R R34 V-Specの予想落札額ですが、2023年1月28日時点で、6日残しでありながらも既に155,000ドル(日本円に換算して約2,013万円)の入札。

おそらくは3,000万円以上にて落札されることが予想されますが、まずは正規に輸入されたモデルであることを信じたいところですし、日本で全く同じ仕様で盗難被害を受けた人がいないかも気になる所です。

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Reference:Bring A Trailer