これって私だけ？フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタ／ヴォクシー／レクサスNX／LX600のエージェント(音声対話サービス)に不具合？但し改善されたポイントも
2023年2月1日のOTAアップデート後、エージェントで毎回必ず起きる不具合が
2023年2月1日に、以下の車種を対象にディスプレイオーディオのOTAアップデートが実施されましたが、これまで不満に感じていたポイントが大幅に改善され、ようやく旧世代相当の使い勝手の良さにまで上ってきました。
◇トヨタ・シエンタ
◇トヨタ・ノア
◇トヨタ・ヴォクシー
◇トヨタ・クラウンクロスオーバー
◇トヨタ・カローラシリーズ(セダン／スポーツ／ツーリング)
◇レクサスNX
◇レクサスLX
◇レクサスES
◇レクサスUX
https://creative311.com/?p=150618しかしながら、今回のOTAアップデートにてエージェント(音声対話サービス)の使い勝手において、ちょっとした不具合が発生したため、その内容を共有していきたいと思います。
エンジン始動後、1回目のエージェント機能が反応しない
これは私が所有するトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)／ヴォクシー(New Voxy)／レクサスNX350h F SPORT／LX600ベースグレードの全てにて発生しているため、もしかするとユーザーさんでも同様の症状が起きているのでは？と推測しますが、エンジン始動後の1回目エージェントのレスポンスが全くないということ。
そもそもエージェントって何なのよ？
ちなみにエージェント(音声対話サービス)機能とは、話しかけるだけで音声で応えて目的地や情報(アーティストや曲名といった音楽等)の検索をしてくれるサービス。
走行中は、アーティストやアルバム変更ができないため、そういったときにエージェントサービスの有難みに気付くのですが、一方でOTAアップデート後は、エンジン始動してから1回目のエージェントを起動すると、無言のままエージェントウィンドウが表示され、こちらが「〇〇の曲をかけて」と発した瞬間、被せてくるように「認識できませんでした」と即答して強制的にエージェント終了するんですね。
本来であれば、エージェントを起動させると「ご用件をどうぞ、”ピッ(音声対応スタート)”」となるのですが、OTAアップデート後は必ず1回目のエージェント起動でこういった問題が発生することに。
2回目のエージェント起動は特に問題無し
2回目のエージェント起動後は、ようやく「ご用件をどうぞ…」と反応してくれるものの、今のところディスプレイオーディオ＆エージェントを備えるトヨタ／レクサス車の4台を所有して全く同じ症状が起きていることを考えると、一定の車種だけに限定された不具合というわけではなく、アップデートされたソフトウェア自体のバグと考えた方が自然なのかもしれません。
今回のOTAアップデートで、エージェントの認識レベルが大幅に改善していることも確認
もちろん、今回のOTAアップデートでバグが新たに確認されただけでなく改善もされていて、たとえばアップデート前だと「サイドウィンドウが開いている状態」でエージェントを活用すると、外からの風切り音やノイズなどで「音声を認識できませんでした」といった反応がほとんどだったのに対し、今回のアップデートではサイドウィンドウを開けていてもしっかりと音声を認識していたはグッドポイント。
ただし、これはあくまでも一般道や低速～中速域にて活用した場合の話になるため、高速道路などの高速域だと風切り音やノイズも更に大きくなるため、音声を認識できないことがほとんど。