フルモデルチェンジ版・トヨタ新型RAV4が2025年に発売との報道。TNGA-Kプラットフォームは改良され、エンジンやハイブリッドシステムも変更される?

北米仕様の5代目が2018年に発売されて5年、2025年ともなれば7年が経過することに

トヨタのオフロード志向&サブコンパクトSUVモデルとしてラインナップされ、2018年にアメリカ市場向けが先行にて発表・発売された5代目RAV4。

日本仕様はその翌年となる2019年に発売され、2022年10月には3回目の一部改良版が発表・発売されたばかり。

2024年頃には、ようやくマイナーチェンジ版が発表・発売される?との噂もありますが、早くもフルモデルチェンジ版・新型RAV4が2025年にデビューするとの噂が浮上しています。


現行5代目RAV4の納期が既に2年?!

オーストラリアカーメディアDriveの報道によると、まず現行モデルとして販売されているオーストラリア市場向けRAV4の納期が約2年と長期化しているとのことで、オーストラリアトヨタの各ディーラーでは、納車待ちのユーザーに対して「一部改良やマイナーチェンジ、材料費高騰などの影響で価格帯や機能性が変化する恐れがある」ことが記載された同意書にサインを求める動きがあるとのこと。

この同意書については、日本市場向け新型ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)も同様で、納期が4年ともなると一部改良や法規制対応による価格の上昇、安全装備の更なる義務化などでスペックが変わることが懸念されることから、そういった変化による価格高騰を承知したうえで同意書にサイン→予約という流れになっています。

そしてオーストラリアトヨタディーラーでは、既に2025年に次期RAV4がデビューするとの情報が入っているとのことで、これからRAV4の購入を検討しているユーザー含め、次期モデルの事前予約などを受け付けているところもあるようです。

2025年にデビューすることはほぼ濃厚?

またDriveの報道によれば、2025年に発売予定の次期RAV4に関しては、現時点で開発が遅れたりすることは無く、2024年後半頃にティーザー画像やティーザーホームページの公開などが行われ、2025年初頭にデビュー・実車展示というスケジュールが組み上がっているとのこと。

2年ほど先の情報とはいえ、ここまで具体的なスケジュールになっているのも意外ではあるものの、これはあくまでもオーストラリア市場/北米市場向けの話であり、例えば欧州市場向けや日本市場向けの次期RAV4がどのタイミングでデビューするかまでは明確ではないですし、これまで通り日本市場向けは後回しになるということも考えられるかもしれません。

ちなみにこのスケジュールですが、既にページは削除されているものの、アメリカの自動車インサイト企業Auto Forecast Solutionのレポートにも公開されていた通り「2024年後半または2025年初頭デビュー、2024年10月には北米向けの生産が開始される予定」の内容とほぼほぼ一致することから、信ぴょう性としては高そう。

2ページ目:次期RAV4のプラットフォームやパワートレインはどうなる?