フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスの不満!「デジタルインナーミラーに映る後続とのあまりの近さに驚く」「置くだけ充電はカバー付きだと充電できない」等

(続き)トヨタ新型プリウスの気になる・不満ポイントを見ていこう

引き続き、トヨタ新型プリウスの気になる・不満ポイントを見ていきましょう。

デジタルインナーミラーの配置はもう少し考えてほしい

新型プリウスやクラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)のデジタルインナーミラー付に乗っている方は”あるある”だと思いますが、デジタルインナーミラー用のカメラがバックカメラと両隣で設けられているため、SUVやミニバンなどのデジタルインナーミラーに慣れている方からすると、少し上から見下ろすような目線になるのに対し、プリウスは見上げるような目線になるんですね。

そうなると、サイドミラーからだと後続との車間距離はそこまで近くないものの、デジタルインナーミラーからだと車間距離がほとんど無いぐらいに見えてしまいます(上の画像のように、デジタルミラーいっぱいに車両のフロントバンパーで埋め尽くされてしまう)。

何が言いたいのかというと、自車が信号待ちで停車しているときに、後続の車が近づいてくるとき、その近づき方が「追突するんじゃね?」と思わせるほどの勢いのある近づき方が、見ているこちらからすると「ドキッ!」もしくは「ヒヤヒヤ」としてしまうんですね。

プリウスのスタイリングの関係上、デジタルインナーミラー用のカメラを設ける場所は限られるのだと思いますが、最初慣れないうちは「おいおいおい!追突するー!」と驚くことが多々あるかもしれませんし、心臓の弱い方はあまりおススメできる機能ではないかもしれません。


合成皮革のスポーツシートは結構滑りやすい

最後は、新型プリウスの合成皮革スポーツシートについて。

手触りとしては少しカタメでスポーティな印象のあるシートですが、ただその一方で摩擦が少なく滑りやすいため、シートに座ったときのホールド感は弱く、お尻が少し滑ってしまうんですね。

あとは助手席や後席にパソコンバッグや小物入れ用のバッグを置いていると、少し強めのブレーキタッチで発生する慣性力とシート滑りの影響でバッグがズレて動いてしまったり、シートから落ちてしまうこともあるんですね。

私が以前所有していた新型カローラクロス(New Corolla Cross)だと、本革シートではありながらも、お尻などの座面部分はファブリックなので、滑りはほとんど感じられずホールド感もありましたから、こうしたコンビシートに比べるとプリウスの合成皮革シートは良くも悪くも特徴が明確に表れているように感じられます。

以上が新型プリウスの気になる・不満ポイントですが、完璧な車など存在しないことは重々承知していますし、それ以上にプリウスの満足度は非常に高く、多くの良さが感じられるからこそ、気になるポイントが目立ってしまうのかもしれません。

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