フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンで久々ドライブ!今季最後のスタッドレスタイヤでの下道燃費は17.9km/L…ガソリンモデルは受注一旦停止の可能性も?

ホンダ新型ステップワゴンのナイトドライブの続きと、ガソリンモデルの納期は?

そして、ホンダ新型ステップワゴンで運転が更に楽しく感じるポイントは、パドルシフトならぬ減速セレクター。

この装備があるだけで、ドライバーズカーとしての価値が更に高まっているように感じられるステップワゴン。

疑似的なシフト変換により、加減速調整が行える減速セレクターですが、左側の「ー」で減速力を高めることで回生ブレーキが強くなり、特にワインディングなどの下り坂ではフットブレーキを多用せずに直感的な操作で楽しめるんですね(おまけに回生ブレーキが強くなり、ハイブリッドバッテリーの充電にも貢献)。

減速セレクター(パドルシフト)は、競合のノア/ヴォクシーのハイブリッドモデルや、日産の新型セレナ(Nissan New SERENA, C28)e-POWERでは搭載されていないのもポイントだと思います。


新型ステップワゴンの下道燃費は17.9km/L

続いては、ナイトドライブしたあとのステップワゴンの燃費を見ていきましょう。

上の画像は、ホンダオーナーズアプリのHonda Total Careにある「ドライブノート」から抽出したものですが、区間走行距離51.1kmに対して、区間平均燃費は17.9km/Lとミドルサイズミニバンとしては十分な燃費性能。

夜間でも外気温10度以上になってきて、特にエアコンやシートヒーターなどを付ける必要も無く、一人乗車のみでしたが、それでもこの燃費はありがたいところです。

これから更に気温も高くなり、長距離移動や家族旅行も増えてくると思いますし、高速道路では積極的にアダプティブクルーズコントロールを活用することも増えてくると思いますが、改めて自身のアクセル調整による燃費と、ACCでの燃費でどれだけ差が出るのかもインプレッションしていこうと思います。

ステップワゴンのガソリンモデルが一部の販売店で受注一旦停止に?

そして最後は、新型ステップワゴンの納期について。

前回のブログでもお伝えの通り、ホンダのラインナップモデルのほとんどが1年以上になっていて、ステップワゴンはe:HEVモデルが約1年に対し、なぜかガソリンモデルは1.5年以上の「バックオーダー(B/O)」状態。

つまり、ガソリンモデルに関してはAIR/SPADA/SPADA PREMIUM LINE全てが納期未定ということになりますが、一部のホンダディーラーでは、ガソリンモデルのみ一時的に受注を停止しているとの情報があるようです。

新型ヴェゼル(New Vezel)やシビックシリーズ(New Civic)のように、まずはバックオーダー分を全て捌き切ることに注力するため、これ以上オーダー数だけが増えないための対策だとは思いますが、近日中にホンダ公式ホームページでも掲載されるのかも気になる所です。

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