フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス 2.0L HEVの下道での実燃費はどれぐらい?下りメインだと「36km/L」以上、70km以上の中距離移動だと「26km/L」以上

外気温も高くなってきて、新型プリウス 2.0L HEVの低燃費性能を活かせる時期にもなってきた

2023年2月に私に納車されてもうすぐ1か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)2.0L HEV Z[2WD]。

前回のブログでは、往復 約170km程度の高速道路+下道での実燃費はどれぐらいか?についてインプレッションしてきましたが、今回は下道オンリーでの実燃費をチェックしていきたいと思います。

通勤や長距離移動、普段の街乗りなど、様々なシーンで使用されることの多い新型プリウスですが、そういった様々なシーンにおいてどれほどの実燃費なのかは気になる所だと思います。


燃費を意識したエゴな走りではなく、あくまでも周りの流れに合わせたエコな走りを意識

これからご紹介する新型プリウス 2.0L HEVの実燃費ですが、あくまでも周りの流れに合わせて走ることを意識しているため、自車の燃費を気にして後続に迷惑をかけるようなエゴな走りではありません。

プリウスの走行モードは全てにおいてECOモードで走らせていますが、後日NORMALモードやSPORTモードなどでも評価していこうと思っています。

街乗りメインで走らせての実燃費は?

まずは新型プリウス 2.0L HEVにて、近場・街乗りにて走らせての実燃費をチェックしていきたいと思います。

上の画像は、トヨタオーナーズアプリ「MY TOYOTA+」にある「マイカーログ」のデータを抽出しています。

【街乗りメインでの新型プリウスの実燃費一覧】

[区間①]
走行距離:11km
運転時間:19分
平均速度:35.3km/h
平均燃費:22.7km/L

[区間②]
走行距離:9km
運転時間:20分
平均速度:26.6km/h
平均燃費:28.7km/L

[区間③]
走行距離:3km
運転時間:7分
平均速度:25.7km/h
平均燃費:33.5km/L

天気は晴れ、外気温は15度~17度と高めなので、エアコンやシートヒーターなどは活用していません。

画像にもある通り、区間①の走行距離11kmに対しての実燃費は22.7km/Lとなっていますが、基本的には平坦な道で信号も多く、ストップ&ゴーを繰り返すことが多め。

この日初めてエンジンを始動したのは14時頃だったので、エンジンが温まるのも早かったのかは不明ですが、20km/Lを切ることはありませんでした。

その後の区間②の走行距離9kmでは、交通渋滞を避けるために少しだけマイナーロードを活用しつつ、おまけに赤信号に引っ掛からずにスムーズに通過することが多かったからなのか、ストップ&ゴーを繰り返すことはほとんどなく28.7km/Lの実燃費を獲得。

そして残りの区間③の走行距離3kmについては、近くのコンビニから自宅まで走行したもので、周りの交通の流れが緩やかだからなのか、アクセルの踏み込みが必要なシーンがなかったことも影響して、ほぼEVモードで走行したことから33.5km/Lの実燃費を獲得。

参考までに、新型プリウス2.0L HEV Z[2WD]のカタログ燃費ですが、WLTCモード平均燃費で28.6km/L、市街地モード燃費は26.0km/Lですが、市街地メインでの実燃費は23km走らせて25.9km/Lと、カタログに値に近いデータとなっています。

2ページ目:新型プリウスを郊外で走らせると30km/L超え?中距離&ワインディングの実燃費は?