トヨタ新型ヴォクシーが納車されて走行距離7,000km突破!ポンコツだったナビも少しずつ改善しているが、アップデートするまでのレスポンスやスピードは酷いレベルだと思う

(続き)トヨタ新型ヴォクシーを7,000km走らせてのインプレッション

引き続き、トヨタ新型ヴォクシーが納車されて7,000km走らせての印象をまとめていきましょう。

アダプティブクルーズコントロールの加減速や前車追従機能はかなり優秀

アダプティブクルーズコントロールの使い方やインプレッションについては、過去のブログでもご紹介しましたが、他に所有する新型プリウス(New Prius)同様に、高速道路での加減速においては熟練ドライバーのナチュラルな操作に感じられ、前車との車間距離が近くなり、自動でブレーキする際も、フットブレーキするような減速ではなく、アクセルオフのエンブレを多用するところもグッドポイント(ステップワゴンの場合だと、フットブレーキを多用しがち)。

もちろん、ノア/ヴォクシーではレーダークルーズコントロール時にブレーキランプの点灯有無をメーター内で確認することも可能なのも便利ですね。


ディスプレイオーディオは少しずつ改善の方向に向かっている

最後は新型ヴォクシーのディスプレイオーディオについて。

納車された当初は、目的地設定の際に「他のルート」で「一般道優先」や「高速道路優先」が無い上に、各インターチェンジ(IC)/サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)の到着予想時刻が表示されないなど、ナビの使い勝手としては最悪レベルでしたが、そういった不満ポイントもリモート操作によるOTAアップデートで少しずつ改善されています。

改善されるのは良いことだが、あまりも対応が遅すぎる

ただ、その不満要素の改善も発売されてから1年以上経過してからだったため、トヨタのユーザーの意見を吸い上げてアウトプットにつなげるまでのレスポンスやスピードはとても遅く、大企業の名に胡坐をかいた怠慢さが感じられたのも正直なところ(ナビの使い勝手が悪すぎて売却した、という情報も少なくない)。

もちろん、OTAアップデートによって改善されたところもあれば、アップデートで新たなバグが発生(エージェントのレスポンスが急に悪くなった、音楽が再生されない、ブラックアウトが多い等)しているものの、この辺りも全国のユーザーからの意見として吸い上げ、より良い商品へとアップデートされることに期待したいところですし、アップデートのレスポンスが良ければ、ユーザーの満足度も高まり、売却することも阻止できたかもしれませんね。

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