フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの注目ポイント!「ヴェルファイアにパドルシフト設定」「ユニバーサルステップは両側にオプション設定」等
新型アルファード/ヴェルファイアに関するより細かな情報が明らかに
2023年6月7日に発表・発売予定となっている、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。
私も購入を検討している一台ですが、2023年3月28日の夜中、中国版TikTok・抖音(ドウイン/douyin)にて、新型アルファードのフロントマスクらしき動画が公開され話題となりました(動画はすぐに削除されている)。
4月上旬には、トヨタディーラー向けにアルファード/ヴェルファイアのプロダクトガイドが配信される予定で、具体的な機能性やメーカーオプション、予防安全装備、開発コンセプト、新機能などの情報も明らかになると思われますが、今回はそのなかで個人的に気になった装備面についてチェックしていきたいと思います。
ヴェルファイアの2.4Lターボモデルにはパドルシフトが設定
まずはスピーディ且つダイレクトにシフトチェンジが可能なパドルシフトについて。
弟分となるミドルサイズミニバンの新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)では、ガソリンモデルやハイブリッドモデルに関係なくパドルシフト/減速セレクターの設定は無かったものの、その兄貴分となる新型ヴェルファイアではパドルシフトの設定があるとのこと。
ただしここで注意してほしいのは、あくまでもパドルシフトの設定はヴェルファイア専用となる排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジンが搭載されたZ Premierの一択のみで、それ以外のグレードでは設定されない可能性があるとのこと。
アルファード/ヴェルファイアにて設定されるExecutive Loungeや、Zグレード、Gサイドリフトアップシート装着車においてはパドルシフト/減速セレクターの設定はなく、スポーツ志向の2.4Lターボに限定することで、他グレードとの差別化を図り、ドライブコンセプトのすみ分けを明確にしているのかもしれませんね。
ちなみに、中国のスタッフ向け勉強会・研修会の動画がリークされた際、動画にて公開されたモデルはExecutive Loungeだと思われますが、ステアリングホイール裏側にパドルシフトが無いことも確認できますね。
車種は異なりますが、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)ではAIRを除くモデルにおいて、ガソリンモデルはパドルシフト、ハイブリッドe:HEVは減速セレクターが標準装備されていますが、車体の重いミドルサイズミニバンではこういった事前の減速が重要になってきますし、個人的にも重宝している装備の一つなので、ヴェルファイアに設定されるというのはかなり魅力的だと思います。
アルファード/ヴェルファイアでホイールサイズが異なる

これは余談になりますが、最上級グレードとなるExecutive Loungeでは、アルファード/ヴェルファイアでホイールサイズが異なるのも注目ポイント。
アルファードの場合だと17インチタイヤアルミホイールが標準装備される予定ですが、ヴェルファイアの場合は19インチタイヤアルミホイールが標準装備とのことで、見た目のインパクトや存在感はヴェルファイアの方が上になるかもしもしれません(復権を狙った思い切った差別化)。
あくまでもアルファードはショーファードリブンというコンセプトに対し、ヴェルファイアはスポーツ志向のミニバンを意識したドライバーズカーというコンセプトになると思われます。
ちなみにヴェルファイア専用グレードとなる2.4LターボのZ Premierにも、19インチタイヤアルミホイールが設定されるとのことです。