フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスのちょっとした不満。「スピード注意のアプリが無い」「使えば使うほどに音声認識(エージェント+)がポンコツに」等

総じて満足度の高い新型プリウスだが、色々出てくる気になるポイント

2023年2月に私に納車されて1か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

走行距離ももうすぐ2,000kmに到達する勢いで、普段使いから長距離移動まで幅広く活躍している一台です。

特に長距離移動時の燃費は優秀で、パワフルな2リッターエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドに、19インチの大口径タイヤアルミホイールを装着しながらも26km/L~32km/Lの低燃費をたたき出すレベルなので、個人的にはかなり満足度の高い一台だと思っています。

そんな新型プリウスにて、ちょっと気になるポイントや不満に感じているところがあるためいくつかチェックしていきたいと思います。


新型プリウスのティーコネクティッドメニューに「スピード注意」のアプリが無い

まずは新型プリウスのティーコネクティッド(T-Connect)メニューについて。

このモデルでは、他のモデルに設定されているはずの「スピード注意」のアプリが一覧にありません(つまりダウンロードできない状態)。

この機能は、ナビの地図画面にオービスの位置を表示し、近づいたら音声でお知らせするアプリとなっていて、スピードに注意しながら常に安全運転を心がけることができるというもの(ついついアクセル踏みがちになってしまうプリウスにはおススメの機能)。

他に所有する新型ヴォクシー(New Voxy)や新型シエンタ(New Sineta)、レクサス新型NX350h F SPORT、新型LX600ベースグレードといった新世代コネクティッドナビ搭載のディスプレイオーディオPLUSには、「スピード注意」アプリが搭載されているものの、なぜ新型プリウスだけ無いのかは疑問。

新型シエンタ/ヴォクシーに設定されている「スピード注意」アプリ

参考までに、こちらが新型シエンタのコネクティッドメニューにあるスピード注意アプリ。

そしてこちらが、新型ヴォクシーのコネクティッドメニューにあるスピード注意アプリ。

いつもお世話になっているトヨタディーラーにも「スピード注意」のアプリに関して相談してみたところ、まず開口一番に「新世代ディスプレイオーディオを搭載するモデルを複数台所有する方が少ないため、そもそもこういう問い合わせ自体聞いたことが無かった」とのこと(それは営業さんの仰る通り…)。

そういった前置きは置いといて、営業スタッフさんもわざわざメーカーの方に問い合わせていただいたそうですが、メーカーからの回答は「現在調査中」とのことで、問い合わせてから1週間以上連絡が無いそうです。

「運転支援アップデート」アプリも納車された時期によって有り無しがあるようだ

この他にも、新型プリウスには「運転支援アップデート」のアプリが配信されているにも関わらず、新型シエンタとヴォクシーにはアプリが配信されていないのも気になる所で(レクサス新型NX/LX600では後で追加されている)、しかし2023年に納車されているシエンタやヴォクシーでは、「運転支援アップデート」のアプリが配信されているとの情報もあるようです。

あまりにも謎と言いますか…トヨタのソフトウェア管理があまりにもグダグダで心配になってくるレベルで、「スピード注意」「運転支援アップデート」含め、今後追加されるかもしれないアプリも全てのモデルに統一されるのかも気になるところ。

仮にアップデートされていなければ、いつ、どのタイミングで配信されるのか、配信時期をお知らせしてくれるようなアプリ、もしくは公式ホームページは無いのか?といった疑問もあります。

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