トヨタ新型40系アルファード/レクサスLMを意識?中国Denza新型D9ってどんなモデル?既視感はあるものの、ハイパワー&ラグジュアリーなEVミニバン

デンザ新型D9の内装や試乗インプレッション情報をチェックしていこう

続いて、デンザ新型D9のインテリアも見ていきましょう。

中国では当たり前になってきたタブレット型のような巨大センタータッチスクリーンを搭載し、運転席のメーターはフル液晶で先進的(但し2スポークステアリングホイールはちょっと微妙)。

この点はBYDやメルセデスベンツの技術が活かされているのだと思いますが、日本でミニバンをラインナップするトヨタやホンダではまだまだ追いつけないところ(日産は先進的なレイアウトが主流になりつつあるため、トヨタやホンダに比べると頭一つ突き抜けてるイメージ)。

ちなみにこのモデル、フロント3台、フロントシートバックに2台、2列目アームレストに2台と、計7台ものスクリーンが標準装備されているのは驚き。

それだけデンザもラグジュアリー志向のミニバンに力を入れているのだと思われ、年内に中国でも発売されるであろうトヨタ新型アルファードやレクサス新型LMに対抗できる内装に仕上げてきたのだと思われます(一番の競合はビュイックやGACだとは思いますが…)。


新型D9の乗り味や走りは意外に良さそうだ

ちなみにこのモデルをの内外装並びに試乗インプレッション動画を公開しているWheelsboyチャンネルによると、PHEVモデルだとほとんどがEVモードになるため、1.5L直4ターボのトルクフルな走りを感じることは難しいものの、全体的にシームレスでマイルドな乗り心地なのだそう。

トランスミッションはe-CVTのため、大型ラグジュアリーミニバンの加速にて感じられるようなギクシャク感は皆無で、パワー不足や立ち上がりのトルク不足を感じることはほとんど無いとのこと。

あとはウィンドウが二重ガラスになっているとのことで、静粛性が高いことはもちろんのこと、これまでのデンザでは考えられなかった快適性も格段にレベルアップしているそうです(ドライビングエクスペリエンスも上手くまとめている模様)。

あくまでもYouTube動画での情報に限りますが、ミニバン市場のレベルがどんどんと高くなるなかで、デンザ新型D9は先行予約開始から僅か30分で3,000台の先行予約を獲得するほどの注目モデルですし、今後の活躍にも期待したい一台です。

【The Denza D9 Has Big Van Energy】

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Reference:motor1.com