e-POWERだけで累計受注2万台突破!フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWER(C28)が2023年4月20日発売へ!そして新型アリアやプジョー新型3008、ジープ・コンパスにリコール
ガソリンモデルも含めたら累計受注台数3万台は突破している?
ガソリンモデル[2WD]が2022年12月に発売され、その後ガソリンモデル[4WD]、そしてシリーズハイブリッドe-POWERモデルが2023年4月20日に発売されることが明らかとなった、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)。
日産の公式プレスリリースでも発表されましたが、このモデルのe-POWERグレードだけの受注台数が2万台を突破したとのことで、更にはこれまで販売されてきたセレナ全シリーズの国内累計販売台数が200万台を突破したことも明らかとなりました。
新型セレナ(C28)は、室内空間の広さや利便性の向上に加え、最先端技術やクルマ酔いを軽減する技術を搭載するなど、家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバンとして発売。
今回ようやく発売されるセレナe-POWERも、新開発となる排気量1.4L 直列3気筒自然吸気エンジン+第二世代シリーズハイブリッドe-POWERとして、よりパワフルで気持ちの良い加速性能や高い静粛性を実現しているとのことで、本モデルを期待しているユーザーも多いのではないかと思います。
新型セレナe-POWER(C28)だけで2万台以上…最も心配されるのは納期
日産の公式プレスリリースにもある通り、新型セレナe-POWER(C28)の累計受注台数が2023年4月12日時点で20,410台とのことで、日産のラインナップモデルとしては最高のスタートダッシュを切ったのではないかと思いますが、その一方で最も心配されるのが納期。
これは2022年7月末に発売されたフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)と同じ傾向にあり、本モデルも発売後僅か2週間で受注数12,213台に到達したものの、同年10月末に突如として受注一旦停止を発表しました。
これはあまりに多くのバックオーダーを抱えることとなり、既に納期が1年以上であること、更には昨今の諸事情による部品・半導体の供給不足、そして材料費や物流、電気代の高騰といったネガティブ要素が重なってしまったことで、早期的に「受注一旦停止にせざるを得ない」状況になっていました。
新型セレナも早期的に受注一旦停止になりそうな予感…
これはあくまでも私の勝手な推測ではありますが、おそらく新型セレナe-POWERも早期的に受注一旦停止になることが予想され、私がいつもお世話になっている日産ディーラーの情報によれば、2023年2月末時点でのe-POWERモデルの納期が「9か月以上」になっているため、この勢いが続けば発売日には1年近くの長納期になっていることが予想されます。
いくら国内市場向けのモデルとはいえ、日本を代表するミドルサイズミニバンでe-POWERモデルの需要も非常に高いですから、これから新型セレナe-POWERの購入を検討されている方は、できるだけ早めの決断が必要になるかもしれませんね。