遂に見えた!(2024年)ビッグマイナーチェンジ版・ポルシェ新型カイエンのフロントマスクが世界初公開!新技術のLEDヘッドライトは「従来LEDの2倍の明るさ」になるようだが…

2023年3月末に公開された、ポルシェ新型カイエンのインテリアを見ていこう

そしてこちらは、2023年3月末に初公開されたポルシェ新型カイエンのインテリア。

エクステリア同様に水平基調を意識したダッシュボードに、12.6インチのフル液晶メーター、その隣にはインパネに集約するようなスマートな12.3インチワイドナビゲーションディスプレイ、そしてその隣にはオプション扱いとなるものの10.9インチのパッセンジャーディスプレイが搭載可能となっています。

フル液晶メーターながらも3連メーターは健在で、ステアリングホイールも911をソースとしたグリップ力とクイックな操作性を高めた設計に。

この他にも、新デザインの気候コントロールと通気口、あらゆるところに装備しているUSB Type-Cポート、新鮮で豊富な内装オプション、ダッシュボードの中央にある伝統的なアナログウォッチも搭載されています。

ギアセレクターは少し分かりづらいですが、運転席のフル液晶メーターとセンターナビゲーションディスプレイの間に設けられていますね。

慣れてない方からすると結構てこずる部分かも。


ポルシェもBMWなどと同じように快適装備はサブスク方式?

エアコン関連やドライブモードスイッチ、置くだけ充電、USBポートなど非常に充実しているものの、個人的にちょっと心配しているのはサブスクリプションサービスの誤った使い方。

BMWなどのように、シートヒーターやステアリングヒーターが最初から装備されているにも関わらず、それを使用するにはサブスク方式にて申し込みしないと利用できないという謎仕様が展開されていますが、同じドイツブランドであるポルシェも同様の動きとならないかが心配ですし、このままフォルクスワーゲングループ全体に波及しなければ良いのですが…(置くだけ充電がサブスク方式になった発狂しそう)

あとは液晶メーターやパッセンジャーディスプレイなど、様々なものが液晶化しているのも、次期カイエンがピュアEV化することに備え、現行カイエンを徐々に電動化へと馴染ませていくための準備だと考えていますが、ユーザー側も今回のビッグマイナーチェンジをどこまで受け入れることができるのかが気になるところ。

あと先述にもある通り、ポルシェは年1回の社内カンファレンスにおいて、次期カイエンEVをK1という仮称にて発表するだけでなく、スポーツモデルの718シリーズやエントリークロスオーバーのマカンもピュアEV化する考えを示し、今後ポルシェは2030年までにEV販売比率を80%にまで引き上げるという目標値を設定しました。

ただその一方で、ハイパフォーマンスモデルとしてラインナップされる911シリーズにおいては、HEV化されるものの、ピュアEVモデルをラインナップする計画はないことも明らかにしています。

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Reference:CARSCOOPS