フルモデルチェンジ版・日産の新型キックス?それともジューク?と思われる開発車両を再びスパイショット!内装のメーターデザインはトヨタ新型プリウス風か

二度目となる次期キックスと思われる開発車両がスパイショットされる!一部では次期ジュークとの情報も?

2023年4月10日、日産の主要モデルとなるフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)やキックスe-POWER(New Kicks)などの計5車種が価格改訂(値上げ)を発表しました。

キックスは2022年7月、内装(主にセンターコンソール周り)や新世代e-POWERを採用するなどのビッグマイナーチェンジを行ったばかりですが、早くも次期モデル?と思わしき開発車両がスパイショットされています。

今回で2回目のスパイショットとなる次期キックスですが、一部カーメディアの報道によれば「次期ジュークではないか?」ともいわれているようです。


フロント・リヤ共にアウタードアハンドルが設けられているため、次期ジュークの可能性は低いが…

こちらが今回2度目のスパイショットとなる新型キックスと思われる開発車両。

1回目同様に、ボディ全体にはブラックのカモフラージュ用カバーによって偽装され、細部のデザインがほぼわからない状態になっています。

ちなみに左隣りには、イタリアの自動車メーカー・アルファロメオ新型トナーレ(Alfaromeo New Tonale)と思わしき車両が駐車されているため、そのサイズ感を比較してみると、今回の開発車両はBセグメント相当の小ぶりなボディであることが確認できます。

ちなみに前回のブログでも、この開発車両がスパイショットされた際、一部のカーメディアが「次期ジュークの可能性が高いのでは?」と報道していましたが、ジュークの場合だとこれまでリヤのアウタードアハンドルがピラーマウント式だったと記憶していて、仮に次期モデルの開発が進められているのであれば、おそらく次期モデルもピラーマウント式を継続するのではないか?と推測。

こちらが2代目となる現行ジュークのサイドビュー。

ドアサイドパネルではなく、トヨタC-HR/プリウス(Toyota New Prius)、ホンダ・ヴェゼル(Honda New VEZEL)同様にピラーマウント式のドアハンドルを採用しているのが確認できますね。

あくまでも今までの技術やデザインを受け継ぐことを前提に、私の予想の範囲で話をしているだけなので、もしかすると次期ジュークではピラーマウント式ドアハンドルを採用しないことも考えられますし、今回の開発車両が必ずしも次期キックスとは言い切れないものの、日産にとってはエクストレイルに続く重要な主要モデルであることは確か。

足もとのホイール意匠はピュアEVっぽさを演出する整流ホイール

改めて開発車両を見ていくと、フロントボンネットが開けられ、チラッとだけ固定式のステーが確認できることからダンパー式でないことがわかります。

足もとのホイール意匠は、まるでピュアEVクロスオーバーの新型アリア(New Ariya)を彷彿とさせる整流ホイールで、カモフラージュ用にブラックにて塗装されていますが、もしかすると量産仕様ではシルバー加飾や切削光輝などのアクセントが追加されるかもしれません。

2ページ目:新型キックスのメーターデザインはトヨタ新型プリウスと同じ?