フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴ/ムーヴカスタムが2023年5月中旬より先行受注を受付け開始予定!何と「後席スライドドア」が採用される?!

2023-05-02

(続き)ダイハツ新型ムーヴ/ムーヴカスタムのエクステリアやグレード、燃費情報などもチェックしていこう

続いては、ダイハツ新型ムーヴ/ムーヴカスタムのエクステリアについてチェックしていきましょう。

今回のフルモデルチェンジにより、フロントマスクは日産デイズ(Nissan Dayz)やサクラ(SAKURA)といった釣り目タイプの顔つきとなり、フロントグリルもVモーションチックでかなりアグレッシブに変化する予定です。

リヤテールランプ意匠も、トヨタ新型アクア(Toytoa New Aqua)のような縦型基調の筆書きをしたようなシャープ且つ躍動感のあるデザインで、フロントマスク同様にこれまでのムーヴ/ムーヴカスタムとは大きく異なるデザイン言語に仕上げられそうです。

こうして見ると、ムーヴキャンバスと同じ後席スライドドアを採用しながらも、ムーヴキャンバスは女性向け、ムーヴ/ムーヴカスタムは男性向け・若者向けを意識したデザインになっているのかもしれません。

安価なグレードでも乗り出し約150万円になる?

あとは後席スライドドアを採用することで「価格帯が大幅にアップするのではないか?」という不安もあるかと思いますが、元々のお求めやすい価格設定をコンセプトにしつつ、エントリーグレードでも込々「150万円」ほどになるように抑えているとのこと。

但し、これはあくまでもエントリーグレードに限った話で、上位グレードのように電動スライドドアやアダプティブLEDヘッドライトを搭載する上位グレードになると、優に200万円~250万円程に跳ね上がるため、軽自動車としての敷居は高くなるかもしれません。


新型ムーヴ/ムーヴカスタムのパワートレインやグレード構成は?

続いて新型ムーヴ/ムーヴカスタムのパワートレインとグレード構成をチェックしていきましょう。

今回の新型では、以下の4種類が設定される予定です。

【(2023年)新型ムーヴ/ムーヴカスタムのグレード構成一覧】

◇エントリーグレードL[2WD/4WD]

◇中間グレードX[2WD/4WD]

◇上位グレードG[2WD/4WD]

◇ターボグレードRS[2WD/4WD]

以上がグレード一覧となりますが、パワートレインはこれまでと変わらず排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジンを搭載する自然吸気系と、排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンを搭載するターボ系の2種類で、以前より期待されたシリーズハイブリッドの設定は無さそう。

とはいえ、開発は進められているとのことで、遅れてシリーズハイブリッドの発売の可能性があるようです。

燃費性能は改善されるようだ

そして気になる燃費性能ですが、後席スライドドア採用&先代よりも車体重量が重くなるにも関わらず、自然吸気系とターボ系のWLTCモード平均燃費は以下の通りとなっています。

現行ムーヴ(自然吸気系)の燃費:[2WD]20.7km/L、[4WD]20.0km/L

新型ムーヴ(自然吸気系)の燃費:[2WD]22.7km/L、[4WD]21.0km/L


現行ムーヴ(ターボ系)の燃費:[2WD]19.5km/L、[4WD]18.8km/L

新型ムーヴ(ターボ系)の燃費:[2WD]21.5km/L、[4WD]20.0km/L

こうして見比べてみると、新型ムーヴの方が+2km/Lほど燃費が向上していることが確認できますね。

今回の新型ムーヴの最新情報は以上の通りとなりますが、次回は新機能や予防安全装備スマートアシストなどについてチェックしていきたいと思います。

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