これがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)?リーク画像が拡散されたことで新たなレンダリングも続々と登場…そして先行予約も禁止に?
前回の新型アルファードのリーク画像拡散後、国内カーメディアも新たなレンダリングが公開
いよいよ2023年6月21日に発表・発売予定となっている、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。
前回のブログにて、40系アルファードのフロントマスクが再び完全リークされ、これまで不明だったフロントグリルパターンやヘッドライト意匠の細部、そしてフロントエンドのエンブレムがアルファード専用デザインではなく、ハリアー(New Harrier)やノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)同様にトヨタのCIマークエンブレムに統一されることが明らかとなりました。
そして今回、アルファードのリーク画像が拡散された後、本モデルをベース?にしたと思われる非公式レンダリングが公開されています。
これが新型40系アルファードのエクステリア?
こちらが今回、国内カーメディアSpyder7さんによって作成された新型アルファードの完成イメージレンダリング。
まず真っ先に注目したいのはフロントマスクですが、前回リークされた画像同様に、先代30系前期の甲冑をモチーフにしたかのような力強いスクエア型のグリルパターンが用いられ、更にその直下にもV字型のグリルを設けるなど(ちょっとグランエースを意識?)、重厚感だけでなく押し出し感と懐かしみを演出。
フロントエアインテーク部分に関しては、どことなく現行30系ヴェルファイアのようなアクセントが加味されているように感じられますが、実際のところはもう少し控えめ。
もう少しズームアップしたのが、こちらのレンダリング。
ヘッドライト意匠も独特ではありますが、既にリークされた画像の通り、OLED風の意匠を設けることで先進的に仕上げられ、それでいて他のミニバンを差別化することが狙いだと予想されます。
トヨタのフラッグシップミニバンとして、その名に恥じぬ存在感と唯一無二が求められるアルファード/ヴェルファイアですが、元々このモデルの狙いは「世界基準の高級サルーン並みの性能に近づく乗り心地と高級感」に加え、「分かりやすい付加価値を設けることにより、オーナーの特別感を満たす」ということ。
ヴェルファイアもブランド復権に向けて特別感が増すものの、価格帯は高額になりそうだ
ちなみに今回のレンダリングでは、新型ヴェルファイアの画像が公開されていませんが、ヴェルファイアもブランド価値復権に向け、個性的でアグレッシブなデザインに仕上げることで、アルファードとの外観の差別化、乗り味とハンドリング、そしてドライバーズカーにシフトした排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン(8速AT)を専用設定するなど、より特別感が得られるようになっています。
ただその一方で、アルファードに設定される排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載したガソリンエンジンモデルが設定されず、直4ターボと排気量2.5L直4ハイブリッドの2本立てとなるため、必然的に車両本体価格は高額になりますから、おそらく購入を検討する層も大幅に限られるのではないかと思われます。
ちなみにこちらが、SNSや掲示板サイト・価格ドットコムにてリークされた新型アルファードのリーク画像。
レンダリング画像とは異なる部分も多く、恐らくレンダリング画像も意図的にマッチしないように諸々手直しが入っているのだと思われますが、大まかなデザインテイストは似ているのではないかと思います。
そしてこちらは、以前YouTubeチャンネル「くるまの教科書」によってリークされた新型ヴェルファイア。
現行30系ヴェルファイアのオラオラ顔とは異なり、どちらかというと新型ノア/ヴォクシーのような水平基調を意識したようなヤンチャ顔。
アルファードはラグジュアリー感強めのショーファーカー、ヴェルファイアはスポーティ感強めのドライバーズカーという立ち位置で差別化されると思いますから、恐らく実車で見比べたときの印象も大きく異なるのではないかと思います。