そんなことよりももっと他に改善してほしいことが…トヨタ新型プリウス/ノア・ヴォクシー/シエンタやレクサス新型NX/RX/LX600などに「エージェント+バージョン更新」のお知らせが来る

(続き)トヨタ・レクサスは、エージェント+のバージョン改善よりも、もっと優先的に改善してほしいことも

トヨタのソフトウェア改善に関する取り組みは高く評価されるべきだと思いますし、確かに助かっている部分はありますが、その一方で「エージェント+のバージョン更新よりも他に優先すべき改善ポイントがあるでしょ…」と感じるものも。

例えば上の画像のように、先程の「エージェント+バージョンアップに関するお知らせ」やその他のお知らせに関しても、走行中は基本的に閲覧することができず、走行中の場合は上の画像の様に「走行中は安全のため表示できません。」の画面のみ。

停車もしくは信号待ち、更にはキャンセラー(約3万円のDOP)ONの際には、上の画像のように再び表示されるのですが、そもそもこういったお知らせなどは、ドライバーだけでなく助手席の方もチェックする可能性があるわけで、そう考えると「走行中にわざわざ操作無効にしなくても…」というのが正直なところ。


走行中の音楽操作無効はあまりにも不便

その最たる例がミュージックやメディア選択だと思いますが、助手席に人を乗せているとき、助手席の方が「今はこんな曲が聞きたい」というときにミュージック一覧まで表示したものの、肝心のアーティストやアルバムを選択することができず、「走行中はご利用できません。安全な場所に停車し操作してください」のポップアップ画面が表示されるんですね。

走行中利用できないのであれば、そもそもオーディオ選択やアーティストもしくはフォルダ選択までできること自体問題なのでは?という疑問もありますし、音楽はドライバーだけでなく車内に乗っている”運転していない人間”も聞いているわけですから、こういった操作は助手席に乗っている人のことも考慮した方が良いのでは?と思ったりもします。

ちなみに日産のNissan CONNECTナビや、ホンダのHonda CONNECTナビでは、走行中でも音楽の切り替えや他のアーティストを選択することが可能なので、トヨタももう少しフレキシブルに対応してほしいところです。

そろそろ新型プリウスやレクサス新型RXにもナビの到着予想時刻を表示してほしい

あとはこれも口酸っぱく言っていますが、全車種にエージェント+バージョン更新の配信を行うのであれば、高速道路の各インターチェンジ(IC)/サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)の到着予想時刻を表示してほしいところですし、2023年6月2日時点で、未だ新型プリウスにも到着予想時刻が表示されないのは問題。
※上の画像は、2023年5月に私に納車された直後のレクサスLX600(2台目)のナビ画面

他のノア/ヴォクシーやシエンタ、クラウンクロスオーバー、レクサスNX/LX600では到着予想時刻は表示されているのに、なぜこういったユーザーが当たり前に必要としている情報を後回しにしているのは理解できないところです(こういったところにトヨタの怠慢さやダメダメっぷりが露呈している)。

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