相変らず燃費凄いな…フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)で高速道路＆プロパイロット2.0をフル活用したときの燃費はどれぐらい？

2023-06-18

運転支援もここまでレベルアップしてきたとは…

2023年4月に私に納車されて、もうすぐ2か月が経過する日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)。

前回のブログでは、ルキシオンのみ標準装備されているハンズオフ機能付きのプロパイロット2.0が、新車登録後1か月以上経過しても使用できることをお伝えしました。

本来であれば、プロパイロット2.0はNissan Connectプランに加入しなければならず、年会費25,520円(税込み)を事前に支払う必要があるわけですが、「納車されてから約1か月ほど無料お試しキャンペーン」があるとのことで、年会費を支払わなくともプロパイロット2.0が使用できるんですね。

そこで、プロパイロット2.0を高速道路にてできるだけフル活用した際、実燃費はどれぐらいになるのか？を検証してみたので、早速その結果をチェックしていきましょう。

高速道路＋下道移動で往復 約330km！セレナe-POWER LUXION(C28)の実燃費は？

早速、セレナ(C28)で高速道路＋下道の往復 約330kmの長距離移動へ。

走行前の給油後走行情報はこんな感じ。

・平均燃費：20.1km/L
・平均速度：32km/h
・走行距離：60.6km
・走行時間：2時間20分

Nissan Connectアプリでの細かな燃費情報が見れないのは残念

日産の場合、日産オーナーズアプリNissan Connectでの区間平均燃費をチェックするためには、上述の通り年会費25,520円(税込み)支払わないといけません。

トヨタやホンダのように無料キャンペーンがあるわけでもなく気軽に活用できるものではないのが非常に残念なところですし、仮にNissan Connectを活用できたとしても、日産の場合はその日のトータルの平均燃費しか表示されないのも勿体ないところだと思います。

やっぱりプロパイロット2.0は凄いな…休憩無しで約250kmぐらい走行可能

上の画像は、休憩なしで高速道路190km＋下道60km走らせての燃費情報。

・平均燃費：20.1km/L → 19.7km/L(－0.4km/L)
・平均速度：32km/h → 58km/h(＋26km/h)
・走行距離：60.6km → 309.2km(＋248.6km)
・走行時間：2時間20分 → 5時間49分(＋3時間29分)

高速道路では、ほぼ手放しでのプロパイロット2.0をフル活用した高速巡航でしたが、改めてハンドル操作とアクセル＆ブレーキ操作が無くなるだけでこんなにも楽だとは思いませんでした。

運転時の疲労度もほとんど感じられず、ナチュラルな加速や回生力による減速のお陰で快適に過ごすことができましたが、プロパイロット2.0では速度標識に対する制限速度支援がかなりシビアなので(高速道路の本線にて80km/h → 40km/hに急減速することがある)、この点は関連記事にある通り「手動」に設定変更しておく必要がありそうです。

高速道路＋下道 約250km走らせての実燃費は19.7km/L

そしてこちらが、高速道路 約190km＋下道 約60km走らせての区間平均燃費。

区間平均燃費19.7km/Lはかなり優秀な方ですし、下道ではアップダウンの激しい郊外を走行したにも関わらず、ここまでカタログ燃費に近いところまで伸ばすことができたのは驚き。

他に所有するトヨタ新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]や、ホンダ新型ステップワゴンe：HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e：HEV SPADA PREMIUM LINE)でも、ここまでの燃費をたたき出せていたかはわからないですし、何よりもハンズオフ運転ができるのはセレナe-POWER LUXIONだけですから、疲労度で考えたらセレナの方が最も疲れにくいのは当然といえば当然。

2ページ目：残り約80kmの高速道路＋下道の燃費も更に凄かった！