フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアの見積もりしてみた!注意すべき&残念ポイントや強気の残価率もチェックしていこう
(続き)トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの見積もりと残価率をチェックしていこう
引き続き、トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアの見積もり内容をチェックしていきましょう。
ヴェルファイア・ガソリンZ Premier[4WD]の見積もり内容はこうなっている
続いては、トヨタ新型ヴェルファイアの注目グレードになっている2.4LターボのガソリンZ Premier[4WD]を見ていきましょう。
【ヴェルファイア・ガソリンZ Premier[4WD]の見積もり[2WD]】
①車両本体価格:6,748,000円
グレード:ガソリンZ Premier[4WD]
ボディカラー:ブラック
インテリア:プレミアムナッパ本革/サンセットブラウン
タイヤホイール:225/55R19インチタイヤ&19インチアルミホイール(ブラックスパッタリング塗装)
②メーカーオプション:138,600円
◇ブラック:0円
◇ユニバーサルステップ(両側):66,000円
◇デジタルインナーミラー:44,000円
◇寒冷地仕様:31,900円
③ディーラーオプション:81,950円
◇フロアマット(タイプF):72,600円
◇ナンバーフレーム・ロックボルトセット:6,600円
◇ETC2.0セットアップ:2,750円
④税金・保険料他:440,650円
総支払額(①+②+③+④):7,409,200円
総支払額としては約640万円となりました。
ガソリンモデルといえども、やはりフラッグシップ&ドライバーズカーという立ち位置のモデルなだけあって、結構な金額になりましたね。
ヴェルファイアはオプションが少ないので上がり幅も少ないが、その代り入手性は極めて困難
ちなみにZ Premierクラスになると、先程のアルファード・ガソリンZの「トヨタチームメイト・アドバンスドパーク&アドバンスドドライブ」「カラーヘッドアップディスプレイ」「左右独立ムーンルーフ」が標準装備になっているため、メーカーオプションとしてはかなり控えめなところ。
おそらくは生産ラインをシンプルにしたかったという目的もあるかと予想されますが、今回は月産目標台数8,500台に対して、アルファードが約70%、ヴェルファイアが約30%になりますから、ヴェルファイアはかなりの狭き門になると予想されます。
新型アルファード/ヴェルファイアの残価率はかなり強気!
最後に新型40系アルファード/ヴェルファイアの残価率もチェックしていきましょう。
残価率に関しては、販売エリアや販売チャネルによって設定値が異なるため、あくまでも参考レベルになりますが、私がお世話になっているトヨタディーラーでは、アルファード/ヴェルファイアのガソリン/ハイブリッド(HEV)全て同じ値となっています。
具体的には以下の通り。
3年残価:69%
4年残価:62%
5年残価:55%
とてもミニバンとは思えないレベルの残価率ですね…
ここまでの高い数値ってランドクルーザー300(Land Cruiser 300)ぐらいだと思いますが、決して残価保証ではないので、3年後~5年後の社会情勢などを考慮した際、果たして残価分の価値が残っているのかどうかは微妙なところ。
残価設定(残クレ)で注意したポイントも
ただ、トヨタは初回生産枠を大幅に制限していますし、それだけの価値があることを見越して、これだけの強気の数字をたたき出してきたのだと思いますが、一方で残価率が高いということは、月々の支払いの際の金利も高くなりますし、何よりも借入金が多くなってしまうので、他の車両と併用として残価設定を組むことが難しくなってしまう恐れも。
一概に「残価率が高いから月々の支払いが抑えられて購入しやすい」とメリットだけを見るのは非常に危険なので注意した方が良さそうです。
※借入金が多すぎる → 年収を上回る金額だとローン審査が通らないという恐れもあるため、敢えて残価率を落として借入金を下げることも一つの手段