一部改良&値上げ予定の(2024年)日産の新型フェアレディZ(RZ34)。大手中古車サイトでは「28台」出品され、そのうち15台が特別仕様車Proto Specだった件
2023年8月1日に2024年モデルの発表後、中古車相場がどのように変動するのかも注目
2022年7月に国内市場向けが発売されるも、僅か1か月足らずで受注一旦停止となった日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。
本モデルも受注一旦停止して1年が経過しますが、ようやく2023年8月1日に一部改良版として新しく発表される予定です。
2024年モデルとして発表される新型フェアレディZ(RZ34)ですが、具体的なグレード別価格帯は以下の通り、現行モデルから約15.7万円~約19.5万円の値上げとなる予定です。
【(2024年)新型フェアレディZ(RZ34)のグレード別価格帯一覧(10%税込み)】
◇ベースグレード(6速MT or 9速AT):5,398,800円(+157,300円アップ)
◇version S(6速MTのみ):6,254,800円(+182,600円アップ)
◇version T(9速ATのみ):5,858,600円(+171,600円アップ)
◇version ST(6速MT or 9速AT):6,657,200円(+194,700円アップ)
ようやく一部改良版に関する詳細が明らかになった一方で、大手中古車サイト・カーセンサーでは、現行モデルの相場がどのように変化しているのか、どのグレードが多く出品されているのかも含めてチェックしていきましょう。
2023年7月12日時点で大手中古車サイトに出品されているのは「28台」
早速、大手中古車サイト・カーセンサーにて出品されている新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)の中古車相場などをチェックしていきましょう。
まず2023年7月12日時点で出品されているフェアレディZ(RZ34)の中古車・新古車は全28台で、グレード別での内訳を見ていくと以下の通り。
【新型フェアレディZ(RZ34)中古車グレード別一覧(2023年7月12日時点)】
◇ベースグレード:2台
◇version T:1台
◇version ST:10台
◇特別仕様車Proto Spec:15台
以上の通り、実は全体の50%以上を占めるのが、日本抽選限定240台のみ販売された特別仕様車Proto Specの15台。
その次が、標準車で最上位グレードとなるversion STの10台で全体の35%を占めています。
6速MTは全体の7割を占めている模様
続いてトランスミッション別で見ていくと、やはり6速MTが70%以上を占める20台出品されています。
【新型フェアレディZ(RZ34)中古車トランスミッション別一覧(2023年7月12日時点)】
◇6速MT:20台
◇9速AT:8台
なお日産公式ニュースリリースでは、本モデルの具体的な受注台数やグレード別構成比、トランスミッション構成比、ボディカラー別構成比などは一切公開されていないため、全体の何割が6速MT or 9速ATを選択したのかはとても気になるところだと思います。
最も多いボディカラーはイカズチイエロー!一方でイメージカラーのセイランブルーは?
続いてボディカラー別での出品一覧を見ていくと以下の通り。
【新型フェアレディZ(RZ34)中古車ボディカラー別一覧(2023年7月12日時点)】
◇イカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーン:17台
◇プリズムホワイト×スーパーブラックルーフ2トーン:5台
◇ダークメタルグレー:4台
◇カーマインレッド×スーパーブラックルーフ2トーン:1台
◇ステルスグレー×スーパーブラックルーフ2トーン:1台
以上の通り、最も多いのはイメージカラーにもなっているイカズチイエロー×スーパーブラックルーフ2トーンですが、このボディカラーが最も多い理由は、特別仕様車Proto Specのボディカラーがイカズチイエローしか選択できないから。
その影響もあって、2番目に多いプリズムホワイト×スーパーブラックルーフ2トーンよりも3倍以上の差を付けています。
一方で、もう一つのイメージカラーにもなっているセイランブルー×スーパーブラックルーフ2トーンは、現時点では一台も出品されていないようですね(おそらく売れてしまった可能性が高い)。