フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて7か月が経過!まさかここまで使い勝手が良かったとは…但しとても残念なポイントも

新型エクストレイルe-POWER(T33)は使えば使うほど良い所がたくさん見えてくる

2022年12月に私に納車されて7か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

ここ最近は長距離移動用としてフル活用しているため、気が付けば走行距離も僅か1か月ほどで2,000km以上走らせ、総走行距離も4,000kmを突破。

冬場はほとんど走らせることができなかったため、春から夏にかけて利用頻度も増えてきましたが、特に長距離移動時の燃費の良さには驚かされてばかり。

今回は、本モデルが納車されて7か月が経過しての雑感を簡単にまとめていきたいと思います。


見づらいと思っていたフロントボンネット形状…今思うとかなり便利だった

まずエクストレイル(T33)を普段使いしていて思ったことは、フロントボンネットの形状のおかげで、タイヤの接地位置やサイズ感が掴みやすいということ。

運転席から見た時に、両サイドからこんもりしたボンネットのプレスラインが確認できるのですが、最初このボンネットのプレスラインが「右左折時の視界の妨げ」になっていると感じていたものの、いざ乗り続けてみるとタイヤの接地に沿ったレイアウトになっていることに気付いたんですね。

右左折時に死角になるであろう縁石にヒットしないように配慮された設計だったため(運転席からでも縁石との距離感が分かりやすい上に、狭い道でも左右の壁との距離感も掴みやすい)、改めて試乗やちょい乗りだけでは気付けなかった隠れた技術力であると再確認。

エクストレイル(T33)のボディサイズは、全長4,660mm×全幅1,840mm×全高1,720mmと数値だけで見ると大きなDセグメントSUVに思えますが、その大きさを感じさせない視認性の良さや配慮は、競合のDセグメントには無い良さだと思っています。

置くだけ充電はもう少し余力を持たせてほしかった

続いては、エクストレイル(T33)の置くだけ充電について。

センターシフトよりも奥に設けられた斜め置きタイプで、滑り止めのラバーと壁が設けられているため、走行中でもスマホが動かないように配慮された設計なのですが、その一方でiPhone13のような大きなスマホ+スマホカバー付きだと「置くことができない」のは残念。

【エクストレイル、ZRーV、プリウス、セレナ4台でスマホの置くだけ充電比較!スマホによっては注意点もあるので要確認!【X-TRAIL】【T33】【ZR-V】【PRIUS】【SERENA】iPhone13】

実際に上の動画(YKTV【photograph】【car】チャンネルさん)でも公開していますが、エクストレイルの場合はスマホカバーを装着していないことを想定した設計になっているのか、あまりにも現実的ではない設計になっていたのは残念。

両サイドのクリアランスはまだまだ余裕がありますし、この点は次回の一部改良やマイナーチェンジのタイミングで形状変更するなりの改善をしてほしいところです。

2ページ目:新型エクストレイルe-POWER(T33)の燃費性能は?ブリッジコンソールは使いづらい?