トヨタ新型シエンタが納車されて10か月が経過!「2回目のOTAアップデート後からUSB音楽が再生されないことが多い」「ついつい走らせたくなる魅力」等

私の新型シエンタが納車されて10か月経過するのか…

2022年10月に私に納車されて10か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

時が過ぎるのは早いもので、この車の走行距離も8,500kmを突破し、後席スライドドアの使い勝手の良さから、他に所有する三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]と交互に活用しています。

シエンタは総じて満足度の高いモデルで、直近で購入したモデルのなかでも完成度が高く、それでいて見た目と中身のギャップの大きいモデルでもあるため(もちろん良い意味で)、そのギャップに魅力を感じているのも事実。

今回は、本モデルが納車されて10か月経過してのインプレッション/レポートをまとめていきたいと思います。


新型シエンタの走りはイイ!ついつい走らせたくなる

まずは新型シエンタの走りについて。

本モデルが納車されてから変わらず「凄いな…」と感じるのが、コンパクトミニバンとは思えないようなクイックな走り。

特に車線変更時は、ステアリングでの微調整によるスムーズで流れるような走りは、他に所有するダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihtasu New Move Canbus)や三菱の新型デリカミニよりも滑らか。

ルームミラーから見る後方視界の良好さはもちろんのこと、エントリーコンパクトミニバンでありながら、左右後方の死角をサポートするブラインドスポットモニター[BSM]も搭載されているため、自分自身が車線変更したいと思ってから実際にアクションを起こすまで時間を大幅に短縮できているのもグッドポイントであり、「この装備があって良かった」と思う所。

シエンタはワインディングで走らせても楽しい

そしてもう一つが、ワインディングや高速でも楽しく快適に走れるということ。

コンパクトで軽やかなミニバンでありながらも、アイポイントはミドルサイズミニバンのような高い位置ではなく、どちらかというとハッチバックに近く、しかし運転席からの見晴らしも良いのでメリハリを付けた走りができるのはグッド。

パワートレインは、排気量1.5L 直列3気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用することで、モーターのアシスト力による力強い立ち上がりが得られる一方、モーターやハイブリッドバッテリーによる重々しさが感じられるのでは?という疑問もあるかと思いますが、停車時からの”スーッ”と立ち上がる加速は、重さを感じさせず余裕さえも見られるところ。

そしてハイブリッドバッテリーやモーターを搭載することにより、重心位置が低くなっているからなのか、思いのほかロールも少なく、左右の揺れも小さいですし、横Gで引っ張られるようなシーンがほとんど無いことから、走りも軽快で「結構曲がれるんだな…」というのが正直なところ。

シエンタは見た目とのギャップが大きく、実際に走らせることでその付加価値が生まれる

私が新型シエンタを所有していて、最も大きなギャップを感じたのが、その見た目やスタイリングとは異なる走りの楽しさで、単に近場移動や子供の習い事の送迎、ロングドライブだけでなく、ワインディングでちょっと攻めるかのような走りができるところに、本モデルの最大の魅力があるのではないかと考えています。

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