OTAアップデート後もポンコツ全開…フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600のソフトウェア更新完了→早速フリーズして使い物にならなくなる
トヨタ/レクサスはOTAアップデート前後でのデバッグ作業や配信前最終チェックなどは行っていないのだろうか…?
2023年5月に私に納車されて2か月以上が経過している、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]。
2023年7月27日、トヨタ/レクサスが一部の車種を対象としたOTAアップデート配信を明らかにし、そのなかにLX600もOTAアップデートの対象に含まれていました。
具体的なアップデート内容については、関連記事に画像付きにて掲載していますが、新型LX600でもアプデ完了後、早速普段通りディスプレイオーディオを使ってみようと思ったところ、早くも不具合が発生しています。
今回のアップデートにて一番注目すべきポイントは?
新型LX600含むレクサスのOTAアップデートの概要は以下の通り。
NX(2021.11-2023.03)、LX(2021.12-)、 UX(2022.07-)、ES(2022.08-)に向けて、最新ソフトウェアを配信開始。
ソフトウェアバージョンは、ディスプレイオーディオ:1604/ナビゲーション:1604です。
NX(2021.11-2023.03)のお客様の車両へは車両パラメータのソフトウェアが併せて配信されます。
ソフトウェアバージョンは、車両パラメータ:1060です。
対象のお客様には、順次ナビ画面にお知らせが表示されますのでご確認ください。
今回の更新で下記の機能が追加となりました。
・Audioソース画面の閉じるボタンの位置変更
・ゲストアカウント時のマイセッティングをユーザーアカウントへ引き継ぐ機能の追加
・お乗り換え時の初回ログイン時、マイセッティングの引き継ぎを選択できる機能の追加
・(PHEV車のみ)サービスエリア/パーキングエリア案内に充電ステーションとガソリンスタンドの両方を表示するよう改善
・(ディスプレイオーディオのみ)スマホアプリのNaviConから、車載ナビゲーションへ目的地を転送できる機能を追加
・動作不良の解消
・動作安定性の向上 等
詳細はこちらをご参照ください
RX(2022.11-)、RZ(2023.03-)、NX(2023.03-)に向けて、ドライブレコーダーの最新ソフトウェアを配信開始しました。
ソフトウェアバージョンは、ドライブレコーダー:10058です。
対象のお客様には、順次ナビ画面にお知らせが表示されますのでご確認ください。
今回の更新で下記の機能を修正いたします。
ドライブレコーダー内部処理の修正による映像記録安定性の向上
LX600の場合、メーカーオプションのドライブレコーダーは設定されておらずディーラーオプション扱いとなっているため、新型RX/RZ/NX(2023年モデル)のアップデート概要はあてはまりませんが、一番重要なポイントは「デフォルトの設定がドライブレコーダー設定ONになっていること」だと思われます。
OTAアップデートする上で注意すべきこと!
これは実際に私が経験したことなのですが、OTAアップデートする際に注意すべきポイントがあります。
OTAアップデートの前に、例えば効率化を図って先に目的地を設定 → その後、走りながらOTAアップデートを実施します。
ソフトウェア更新のためのインストール作業が完了した後、ディスプレイオーディオを再起動することになるわけですが(エンジン再始動もしくはボリュームダイヤルスイッチを長押しして再起動)、この再起動を行った後、目的地設定していたはずのナビが「なぜか目的地設定されていない」状態になっていることに注意してください。
特にお盆休みや長期休みの際、土地勘の無いところを走行していると、「あれ?ナビの案内が無いぞ…?目的地設定されてないじゃん!」となる可能性があります。