お盆休みにこんなことがあった。トヨタ新型プリウス(60系)で高速道路走行→県外ナンバーの車たちが走行車線(左側)よりも追い越し車線(右側)を延々と走り続けていた件
お盆休み期間中は、高速道路の追い越し(右側)車線が何かと賑わっている
毎年ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休暇になると、必ず話題になるのが高速道路の渋滞情報。
関東の高速道路だと、30km以上の長距離渋滞が当たり前のように報道されますが、その一方で話題になるのが、高速道路での交通ルール。
こういった長期休暇のタイミングを狙って、久々に車を走らせる方も多いのではないかと思いますが、普段の平日・休日では見られないような、やたらと追い越し(右側)車線を走り続ける車が多いようにも感じられました。
今回はお盆休み期間中、トヨタ新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]にて高速道路を走行する機会があったため、そのときに起きたことをご紹介していきたいと思います。
まだ事故が起きなかっただけ良かった…国道・県道と同じ感覚で走行する車たち
今回、別件で県外に訪問する機会があったため、普段使いしている新型プリウスで高速道路を利用することに。
私が普段利用している高速道路は、片側2車線で見晴らしの良い直線が続く高速道なのですが、普段の平日や休日だと、左車線は定速で走行する車が集中し、右車線は純粋に追い越しをする車がほとんど。
しかしながら、お盆休みの高速道路はかなり特殊な光景で、国道・県道を走行するような感覚で走行車線(左側)よりも追い越し車線(右側)を走り続ける車が多く、なかには頻繁的に車線変更を繰り返す車も居れば、追い越し車線を走行する車が遅く、走行車線から追い抜く車も多数見かけるほど。
これはゴールデンウィーク期間中の高速道路でも同様のことが起きていて、そのときは追い越し車線を延々と走り続ける軽自動車や、走行車線から追い抜いて、追い越し車線に移動するクラウンの覆面パトカーを見かけるなど、中々にインパクトのある光景ばかりでした。
追い越し車線を走行し続けると「通行帯違反」になる
そして先ほどの通り、長期休みになると何かと多く見かける「追い越し車線を延々と走り続ける車」についてですが、実は追い越し車線を走行し続けるのは「通行帯違反」として取り締まりの対象となるので注意が必要。
チューリッヒ保険会社でも紹介している通り、道路交通法第20条より、車は走行車線を走ることと定められていて、追い越し車線はあくまでも前の車を追い越すために一定区間利用するための車線となっています。
ですから走行車線に戻ることなく、追い越し車線を走り続けていると、法定速度であっても「通行帯違反」として警察に摘発されることになるので注意。
ちなみに「追い越し車線はどれくらい走り続けていると違反になる?」のかですが、チューリッヒが定義しているのは「2km」ではあるものの、2km未満でも摘発される可能性があるとのことで、要はそのときに摘発する警察官の判断によって変化するようです。